ワークライフ

Archive for 2005


最先端のオフィス、次世代オフィスというイリュージョン
私のキャリアが長くなったという証拠なのでしょうか?この頃最先端のオフィス、次世代オフィスという言葉を聞いたり、見たりするだけでウンザリするようになってきました。それでも、学ぶことは沢山あると思い、話に耳を傾けてみたり、資料に目を通してみたりしています。問題は、どの話を聞いても、どの図を見ても過去10年間で聞いたことのある内容の焼き直しに思える事です。 家具屋はレイアウトの話をし、IT屋はハードウェア又はソフトウェアの機能の話をし、FM(ファシリティ・マネジメント)屋は数字の話をします。都心にオフィスを持つ企業は必ず最低限のオフィス・スペースを借り、先端のワーカーは、会社の働く環境よりも外部の働...
2005年12月21日 16:20 | 2つのコメント
実際にやってみる
旅と仕事は似ている。どんなに研究していても、実際にそこに行かなければ、思い出は作れない。小さな冒険でも、自分で行きたいと思った道に入ってみる。海辺を散歩しようと思った。でもそこは昨日行った場所だから、今日はそばにあった不思議な、でも美しい建築のところに行ってみようと思い、そちらに歩いていった。建築物は非常に魅力的だった。でも、そこで開催されていた沖縄離島展示会は、とても楽しく、素晴らしいものだった。最初は、ちょっと違った道を行ってみようと思いつき、道をそらせてみただけ。振り返ってみると、それは素敵な冒険の始まりだった。 レンタカーに乗っていた。子供達がボーリングをしている間に夫は私をホテルに送...
2005年12月10日 21:29 | コメントなし
イームズ・オフィス
 1980年代のはじめに、私はカリフォルニア州ヴェニス、ワシントン・ヴルヴァード901番地のイームズ・オフィスを訪ねた。その時、私は、学生のような改革の理想を機能的で日常的な実用品として評点することに成功した人たちに会っているのだ、と感じた。レイ・イームズは髪をまとめてまるでバイエルン人のように装い、輝くように微笑み、快活な声でよくしゃべる人で、入り込んだ迷路のような室内に私を案内した。ロビーから図書室をよこぎって工房へ入ると、そこはさまざまに区分けされていて、通りすぎざまに、インドのイメージでいっぱいの世界へまた時にはサーカスへとふいに連れ込まれたように感じた。まるで展覧会でも開催されている...
2005年12月07日 14:42 | コメントなし
「開かれた力の場」
余白とは 空白のことではなく、 行為と物と 空間が鮮やかに響き渡る 開かれた力の場だ。 それは作ることと 作らざるものがせめぎ合い、 変化と暗示に富む 一種の矛盾の世界といえる。 だから余白は 対象物や言葉を越えて、 人を沈黙に導き 無限を呼吸させる。 リ・ウファン (Lee Ufan) 今の日本のオフィス(ワークプレイス)環境には、余白がありません。ぎちぎちに作ってしまうから、変化に対応できないのだと思います。 ...
2005年11月21日 18:04 | 2つのコメント
ひらめきました
幾つか仕事が重なっていて、精神的に張り詰めていた。キャロラインとマギーと仕事をするのは初めてだけれど、最初から3人でウマがあい、刺激しあいながら密に3日間過ごした後、4日目に「インスピレーション」の素となるから、ということでICCに行った。 古橋悌二氏の「Lovers」を体験して、その幽霊を見ているような感覚のビジュアル効果と人の存在自体の境界線に対しての疑問や、全ての肩書きが人から外れた本当の裸の状態になった時、人は全てLoversである、というキュレーターからの説明を聞いて、人の悲しく、美しい存在が心の深い部分を動かした。その後、体験した佐藤慶次郎氏の「Electronic Raga」は、...
2005年11月12日 17:02 | コメントなし
この場にそぐわないもの:音楽だけが違う!
外人さん3人を連れて、和食がメインの居酒屋に行った。インテリアの設えは快適。タバコの煙は来ない。食事は美味しい。サービスもフレンドリーでてきぱきしていた。では何が問題なのか?音楽!延々とカーペンターズの曲がBGMでかかっている。外人さん達から、「日本ってこういう場所ではカーペンターズの音楽がかかるものなの?」と聞かれた。「ううん!でもよーく考えると、少なくとも東京のレストランで、雰囲気も、食事も、サービスも良くても思いっきり音楽が外れているっていう場所を、私自身沢山経験しているなぁ」と答えた。ようするに、そこの音楽の意思決定者にとって、音楽は自分と客の好みは同じ、または音楽なんてマイナーな事だ...
2005年11月12日 00:54 | コメントなし
一瞬としてオフィスが与える印象
・・・また、顧客が自分のオフィスに入ってきた瞬間、その顧客が自分たちに何を期待してよいかを伝えるのは、気の利いた対応の仕方であり、同時に利益につながる方法でもある。 広告の天才たちが気づいている51の法則、ロイ・H・ウィリアムズ ...
2005年11月05日 10:15 | コメントなし
コミュニケーションの場
ワークプレイス(オフィス)でコミュニケーションの促進が重視されている。コミュニケーションを促進するオフィス・レイアウトの話がよく出る。 オフィスでの人の行動を変えるためには、ホワイト・カラー生産効率という概念を捨てるしかないと思う。生産効率=数値的に計れるもの。レポートの数?特許の数?契約書の数?コミュニケーションが必要なのは、効果を挙げるため。たとえば営業と同じで、数が沢山あれば取れる確立も多くなるかもしれないが、バランスとして、どの数であれば顧客に喜んでもらえるサービスの質を保てるか。100の顧客のうち、注文が取れるのが30で、喜んでもらえるサービスの質だったのが5だとすると、100の顧客...
2005年10月12日 09:56 | 1つのコメント
そろそろ報道されるようになってきた過剰なセキュリティ問題
日経ビジネス企業・経営ウェブページで「過剰な個人情報保護が社会を分断する」という記事を読んだ。やっと過剰なセキュリティについて報道されはじめたな、と思いながら。 今や多くの大企業オフィスに入る際、空港での入国審査でも通っているような気になる。見かけで威嚇する軍服みたいな制服のガードマンがビルの入り口周辺で見張っている。どんなに受付で感じの良い方が対応してくれても、まずビルに入ると証明されるまで疑われている、という事だ。五感を生かしイノベーションを促進する、などと言っても、人間は敏感だから、入り口でこういった体験をしてから入った場所の中では、見張られているという感覚はそこを出るまで残る。近代的オ...
2005年09月28日 09:13 | コメントなし
TNプローブでの講演会:レム・コールハース
TNプローブスポンサー(参加させて頂き、誠に有難うございました!)のレム・コールハース氏のレクチャーを聞いて凄く印象に残ったこと、思ったこと: ー ハーバード大学の周辺のイメージを変えるために川の流れを変える?!凄すぎる発想!でもやってできないことはないし、面白い結果が出るんじゃないかなぁ。 ー EUのコンサルティングは、大きなブランディングだ。でっち上げるのではなくて、潜在しているものを見えるようにしてあげる。EUでは各国の特徴が一つ一つの船の帆のようなブランディングになる。 ー CCTVのゾーニングは各ユニットが大きすぎて、あのままじゃ機能しなくなるのがはやくなるんじゃないかな。経営的、...
2005年09月10日 00:22 | 2つのコメント


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