場のブランディング

先日沼澤さんのグループと刺激的なディスカッションの後
新幹線の中でいつものようにぼぉっとしていました。
すると、ここ一年半散々仕事の可視化について話してきた
事が、やっと納得できるようにまとまった。
幸せな瞬間!

場のブランディング、仕事の可視化と聞いても、今までは簡潔に、
解りやすく説明ができていなかった。いつも言葉を沢山使って
説明していましたが、それはこういうことだったんです:

人は、シンボルに執着する。
アメリカ国旗を見ると、今はブッシュの戦争を思う。
ナイキのSwooshを見ると、カッコいいスポーツを思う。
お箸とお茶碗を見ると、ご飯を食べる場所だと解る。

だから、人の職場に自分の仕事の意味がシンボルとして
現れていなければ、人は何が仕事の成果か忘れてしまう。
その企業を訪問している客は、企業のシンボルが見えないと
企業を強烈に記憶に残す手立てが無い。

自分の会社の商品、サービスを必要としているのは誰か。
会社の利益は何を売って出ているのか。自分の作っている
商品は寿命が終わった際に最終的にどこかに埋め立てられて
しまうのか。

作る現場、使われている現場から離れて、それが見えなくなると、
人は必ずユーザーのいる現場で大切なものが何か考えなくなる。

仕事の効果を上げる、イノベーションを促進すると言っても、
人は性質として、見えないものには対応できない。だから場の
ブランディング=仕事の可視化=自社の商品とそれを使う人達を
見えるようにする事=モノ、ポスター、インテリアグラフィック等で
それを表現する、という事なのだ。

多くの大企業が苦しんでいるのは自分と顧客を繋ぐシンボルが
殆ど見えない状態だから。圧倒的な数の企業では、社員が毎朝
会社について個々の仕事の場に落ち着くまで、自分の会社の
商品をユーザーが使っているシーンの写真など殆ど無い。それどころか、
個々の担当している商品の現物、写真でさえ目に付くところに無い。

あまりにも多くの総務関係の社員が、会社の商品ユーザーのメリット等
考慮しないのはそれが大きな理由なのではないでしょうか?

人はシンボルで考える。70%以上の情報は、視覚から得る。
それが解っていながら、どうも解りやすい説明ができませんでした。
でも何て単純な答えだったんでしょう!もちろんこの問題を
解決することが全てではありませんが、かなり効果がある事でしょう。

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