ワーク・ライフと食

バンガロール(インド)では、機内、ホテルとクライアント事務所のカフェテリアでしか食事はとらなかった。だから、本当にインド料理を食べてきたとは言えないかもしれない。でも、この限られた範囲での食事は最高に美味しかった。インド料理は今まで私が食べたことのあるどの国の料理よりも私の好みと体に合っていると思う。行きのインド航空の機内食から、日本に戻るまでの7日間、ずっとベジタリアン・インド料理で通した。帰りの飛行機から去る国の料理が食べられなくなることを嘆くなんて、今回が初めてだ。それは東京で仕事をしている限り、インド料理のレストランに行けば本物のインド料理を食べることはできる。でも今私は毎日毎回インド料理が食べたいのだ。インド以外だと、どこに住めばインド料理だけの生活ができるんだろう。手っ取り早いのは、東京に住んでいるインド人からインド料理の作り方を教えてもらうことかな。

クライアント先のカフェテリアでは、暖かい料理は全てベジタリアンだった。サンドイッチ、小さな袋入りのポテトチップス、多種類のバタークリームタイプケーキ(これって?という感じでしたが)も用意されていた。暖かい料理のビュッフェは一人25ルピー(約100円)。食べ放題で、一般のThali(定食)と呼ばれているものだ。一日社内で働いている人達には、食事は楽しみの一つであるケースが多い。食事で人間の体調が大きく影響される。ワークライフと食は、仕事の質と、ワーカーの生活の満足度に大きな影響を与えている。

ナレッジワーカーも、現代型ナレッジ工場ワーカーも、多くの人達が安くて簡単に食べられる美味しいけれども栄養を持っていないものを食べ過ぎているのでは?ワーク・ライフの向上を図るために、食生活の向上を実践している方たちのお話を聞いてみたいと思った。

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