ひとつはカフェでしょうね。今日は連続3つのカフェで仕事しました。西新宿、丸の内、外苑前。アポの前後、資料のチェックをしたり、メールしたり、考えたり。
3つのカフェはメニューも、内装も、客層もそれぞれ全然違っていたけれど、どこでも十分に集中して仕事ができました。企業では、クリエイティビティを必要とする部署でもここまで自由奔放にできない所がまだ多いようです。(うちの会社でも社員全員こんなことしてる訳でもないし。)でもそれは場創りの問題ではなくて、人事制度の問題。「人を働かせる」ことが企業文化のところでは無理でしょう。働きたい人が集まっている企業でなくては。
もちろん外に出れば、もうオフィスはいらないという訳にはいきませんよね。商品開発、顧客戦略など立てている話は、関係者以外に知られてはならないことだし。中と外の使い分け、こもる時もあり、オープンなところで集中する時もある。野中氏のSECIプロセスですね。共同化と連結化は外でもできる。
ファイマン教授の伝記を読むと、集中して外(ストリップ・バー、プールサイド他)で考えることがよくあったようです。集中して考えるというと、こもって行うというイメージが強いけれど、こもるのはまとまった考えを一挙に具現化するときが一番効果的なような気がします。