夏だけビジネスカジュアル

先日ある有名な外資系企業を訪問したら、おしゃれなカジュアル服装の方が沢山いた。アレ、以前来た時はエライフォーマルな雰囲気だったような、と思っていたら、説明があった。ちょうど今日から夏期勤務体制なんで、クライアント訪問の無い方は、カジュアル・フライデーみたいな格好でも良いんですよ、との事。理由は、エアコン使用のカットダウン効果だとか。

そういえばあそこのオフィス、ビルが古くて夏は凄く暑くなる。でもよーく考えてみると変だ。何故クライアントの所に行く人達が暑い思いをしないといけないわけ?企業としてクライアントの所に行ってくれる人達は大事だ。しょっちゅう外出しなくてはならないイコール外では暑くて汗をかき、オフィスに戻ってきては汗をかく。

サマータイムだけカジュアルというのも変だ。何故一年通してカジュアルはいけないのか??

これは意識の問題かもしれない。映画やテレビやあらゆる広告で、快適でありながらフォーマルなイメージの男性の服装が当たり前に映し出されるようになれば、2,3年で企業の意識も変わると思う。1920年代のギャング映画の服装を見て、本物のギャング達がそういったファッション(粋な帽子、ぱりっとした緩めのダブルのスーツ)を取り入れていったというドキュメンタリーを見た憶えがある。

働き方を進化させるために、ファッションも意識改革の一つの尺度になる思う。衣類ファッションメーカーに意識改革のために頑張ってもらいたいな。

6 thoughts on “夏だけビジネスカジュアル”

  1. 須田さん、こんにちは。

    ビジネスカジュアルについては、ぜひ広まって欲しいと僕も思っています。

    ただ、思うだけじゃ何も変わらないので、自らも少しばかり実践していまして、「オフィシャルな会議がない日」にはカジュアルなジャケット+シャツ(当然ノーネクタイ)姿でオフィスへ行っています。自分では「このまま他社の方にあっても気恥ずかしくない&見栄えで負けない格好」という基準をかかげているつもり。

    ※システムエンジニアの会社って、とかくGパンにダルダルTシャツ+サンダルみたいなルーズな格好になりがちなのですが、やっぱり清潔感&信頼感を与えることは大事だと思います。

    上司からも許可はもらっていませんが、今のところ何も言われませんね。聞かれたら「この方がクリエイティブな考えがわくんです」と答えようと心の準備だけはしてるんですけども(笑)。

    とはいえ、僕も他社の方と会う時にはまだスーツにネクタイ姿です。「会社を代表する一人」としてビジネスカジュアルには踏みこめていません。ムーブメントをつくるという意味では、ファッション業界、マスコミ業界あるいは経営者のガンバリに期待大です。

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  2. hirocさん、コメント有難うございます!服装がかもし出すイメージって物すごくインパクトありますよね。私としてはシステムエンジニアの方の一般の格好は変わるかどうかは疑問ですねー。とにかく社交性を必要としないひとつの事についてひたすら打ち込んでいると格好はダルダルになってくるというのが今までの歴史。芸術家、科学者、プログラマー・・・。その中で、ビジネスセンスがあったり、育ちでそれが大切だった人たちは格好を気にするんでしょうけど。

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  3. お返事ありがとうございます。

    書き方が悪かったかもしれませんが、僕が変わって欲しいと思うのは、ダルダル側(^^;)ではなくて、意味もなくスーツを着ている側です。
    #そういう意味では須田さんのもとのエントリの主張と同じです。

    で、スーツをやめてビジネスカジュアルにするしても、ダルダルにはなりたくないなぁ、というのが僕自身の考えなのです。

    周りを見渡してみるとポリシーをもって(=確信犯的に)ダルダルしている人はいます。こういう人はいいのですが、その人を安直に真似てダルダルしている人が多いような気がします。

    自らのポリシーを人に押し付ける気はないですが、他人の目に無頓着すぎる人には、アドバイスしてあげようかなと思ってます。

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  4. そうですね、ビジネスカジュアルというものの意味合い事態が、カジュアルだけれども、ビジネス(お金を生み出すための正式な取引)ということなので、ダルダルになるとビジネスカジュアルにならないですよね。

    ポリシーをもってダルダルしている人と、そういう人がいるから自分がものぐさでダルダルしていても気がつかないだろうと思っているダルダルしている人の場合、後者は実は自分のだらしの無さが強調されているというのに気がつかないのでしょう。

    余計なお世話と思われても、言われても、アドバイスは人を育てるためには必要だと私も思いますね。

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  5. はじめまして。僕は都内で働いている会社員です。当然毎日スーツを着て出社しているわけですが、夏場はネクタイまで湿ってしまうほどです。特に僕は営業職なので外を歩いて汗だくになりそのままオフィスに入るとエアコンで一気に体が冷やされるということを日に何度も繰り返します。せめて、ネクタイだけでもはずせれば、夏場だけでもビジネスカジュアルが許されればと思い数年前から社内で声を上げてきました。今回、夏を前にして会社側が相談に乗ってくれるとのことで、いろいろと調べてるうちにこのHPを見つけました。
    しかしながら、社内で話してると年齢に関係なくカジュアルに反対の人が結構いるんですよね。いわく「何を着ていいかわからない。」スーツであれば大してかわりばえしないのがカジュアルになるといきなりファッションセンスを問われてしまう、と恐れているんだと思います。中高年のかたに多いのが「カジュアルな格好で仕事に行ったりするとご近所の人に失業でもしたのかと思われてしまう。」という声でした。なにはともあれまずはご近所の目を気にしてしまうといういかにも日本人らしい発想でした。僕たち推進派としては「スーツを着てはいけないということではないんですよ。カジュアルでもいい、ということにしましょう、と言うことなんです。」と説明しています。その日の業務によってはスーツでないと困ることもあるわけですから、それはその人の事情と好みに合わせればと思っています。ただ、「クライアントと会う営業職はダメ。」とされると、一番暑さを受ける職種がつらくなってしまうのでその辺が難しいところです。ただ、同業他社のなかですでに2年前から全職種ビジネスカジュアル(夏季のみ)を実施している会社がありクライアント間でもおおむね受け入れられているのでその辺のところを会社側と話し合ってみようと思っています。

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  6. Takさん、こんにちは!コメント有難うございます。服装って、社会心理学的な要素が一番大きいのかもしれませんね。本と不思議です。女性はただでさえ寒がりが多いのに、エアコンがギンギン効いているオフィスにスカートとノースリーブで一日働いていたり、男性は暑がりが多いのに、スーツとネクタイ。寒い国の服装ですね、どう考えたって。

    会社と話し合う最には、やはり事例が一番手っ取り早いでしょうね。世界中の同業他社でビジネスカジュアルを実践していて、その目的と効果を出せれば話が進みやすいと思います。もう日本語では色々と検索されているようなので、ちょっと英語で検索してみたんですが、ケーススタディは多くは出てきませんでしたが、会社と一緒にビジネスカジュアルの導入の話し合いをする際に役にたちそうなサイト(英語ですが)ありました:http://management.about.com/cs/peoplemanagement/a/dresscode.htm
    ちょっとしたケーススタディーはこちら:
    http://www.bizjournals.com/kansascity/stories/1999/01/11/focus7.html
    私はどちらかというと、職場のデザイン、機能を人に合わせて創るということが仕事ですが、やはり最初は人に合ったポリシー創りですよね。

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