ワークプレイス建築の実態

ワークプレイスは誰が設計しているか見えにくいと仰った方がいた。確かに。デザイン設計事務所さんが入っていても、そこは受付だけやって、居室は家具屋さんが全てやっていることが多い。居室の大半がオフィス家具(デスク、収納)になる訳なので、それは自然にそうなってきたのだろう。フォローアップとしても、家具屋は人が増えた際のデスクや、収納の追加注文やレイアウト変更の依頼を頻繁に受けるので、いやでもフォローアップしなくてはならない。しょっちゅう会っているから、ついでにPMもお願いとか、移転の手配も受けて欲しい等、色々と経験が豊富になっている。その点最近までは、ほとんどのデザイン設計事務所さんは作った後はフォローアップしていなかった。だから家具屋のワークプレイス創りの知識はどんどん進化している中、デザイン設計事務所は昔とあまり変わっていない。デザイン設計事務所も家具屋の知識に頼っているところがあって、新しい知識はそちらから勉強することが多い。

そういった理由もあり、デザイン設計事務所がレイアウトを作ることもあるが、レイアウトの多くは家具屋さんで行ってる。設計事務所は家具屋が色々と新しい情報を持っていると分かっているから、レイアウトの依頼をして、それを基に意匠の部分だけやるというケースも多い。成功事例として多くのものが出てきそうなのは、コクヨオフィスシステムさん、ソニーファシリティさん、リンクアンドモチベーションさんだろう。面白いレイアウトというと、スチールケース、ハーマンミラー、ユニフォーも多々ある。ただ気をつけなくてはならないのは、何をもって成功事例と言うかだ。当初ワークプレイス創りを行う際に立てた目標に達成したのか?それともただ美しいデザインが実現したのか?その効果はどのくらいの期間続いたのか?

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