昔と最近の日本企業の役員

夕べ親しい友人と会って、終電ギリギリまで話していた。いつも二人で漫才のような会話をしているが、夕べも顔が痛くなるくらい笑った。ルンルンムードで電車から降り、タクシーを拾う場所に立った。いつもならどんなに長くても2,3分でタクシーが拾えるのに、全然ダメ。来る車、来る車全て人が乗っていた。ふーん、こんなに人がタクシーを使っているなんて景気回復してるのかなぁ、それともボーナス出た人が多いのかなぁ、なんて変に関心しながら15分ぐらい立っていただろうか。企業の役員車のような車が止まって、どちらへ行くんですか?乗りますか?と言って来た。冗談でしょう!誰がタクシーでもない車に乗るか!と思いながらちょっとやり取りをしたが、企業車・・・。運転手さんの話し方・・・。表情・・・。えーい、乗っちゃえ!と思い乗りこんだ。

結局その運転手さんはちょっとお小遣い稼ぎがしたかったようだ。通常タクシーで払う料金だけでいいですよ、と言ってきた。私はそれで全然OKだったので、お支払いした。面白かったのは、色々と話をしている中、その方は同じ会社で22年間運転手を務めてきたということが分かったので、どうですか、昔の役員さんと比べて最近の役員さんって変わってきていますか?との質問への答えだった。
「うん、変わったねぇ、」、とのこと。「小さくなったね」、とおっしゃった。
私が、人間性が?器がってことですか?と聞くと、「そうだね。」と答えた。
友達と話していた時、そのようなトピックがあった。日本は国としてもうずっと平和が続いているし、一般国民は物質的には恵まれている。でも人間は平均が物質的に恵まれた中では精神が育たないかもね、という話をしたのを思い出した。

無事家に帰ってきて、パソコンに向かうと、夜一緒だった友人がオンラインだったので、IMでやりとりをした。そして車に乗せてもらった話をすると、めっちゃくちゃ怒られた。私は最初面白いハプニングのつもりで話していたけれど、「僕だって人と出会うのは好きだけど、全く見知らぬ他人の車に?夜中の1:30に?よく無事に帰ってこれたもんだ!!!もう二度とするなよ!!!」と言われて、後からながら、危ないことしたなぁ、と反省した。家族に言うのはよそう。でもこれを読んでいたりして。

4 thoughts on “昔と最近の日本企業の役員”

  1. 須田さんらしくて思わず笑ってしまいましたよー。
    普通のヒトが滅多に遭わないシチュエーションに遭うヒトですよね〜。(確かに危ないけど!)

    >平均が物質的に恵まれた中では精神が育たないかも
    というのは、まさにそうですね。
    自分がまずそうだよなあ、って思います。

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  2. ははは、そうなんですよー、またやっちゃいましたー。

    平均が物質的に恵まれているって国は、そうそう無いですよね。特に日本は国土面積の割には人口も多いですし。人類始まって以来なんでしょうね、こんな状況というのは。きっと何の幸せもこんなのなのでしょう。一生懸命追いかけている時が一番精神的に恵まれている。だから、仕事もこれじゃだめだ、もっと良くしよう!と思って働いている時が一番充実しているんですね。

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  3. 無許可のタクシー、所謂白タクってやつですね。 事故でも起した時に、危ないし、違法なんですよ、これ。 深夜、タクシーの来ない駅前なんかで、良くやってますが、お奨めしません。 女性は特に危ないと思うしね。 お友達の忠告の通りだと思います。

    役員の人間的スケールに関しては、その通りだと思います。 起業、そして小さな組織から段々発展させてゆく段階を踏んできた人達と、完成して、どちらかと言えば峠を越えたような組織の中で、周囲よりちょっと上回って(調整能力?)役員に登りつめる人では、求められる資質も違うと思われます。

    須田さんが書いておられる、豊かさ、という点とはちょっと違う分析かも知れないけれど、豊かさより人生の設計図の違い、のような気もする。

    常にトップに近い視点で組織を見られるか、更には「国家の中での自分の会社のやっていることの位置付け」、「世界的にみた自分の国家の位置付け」なんていうことを、考えている人は当然「大きい器」になってゆくんじゃないでしょうか?

    20年前だと、僕が就職した頃だと思いますが、その頃の役員連中には、日本の旧制高校出身、みたいな人達もまだ居た訳で、デカンショ読んで天下国家を論じた連中がまだ多く居た、ということかもしれませんね。

    僕はそういう風に、全般に小粒になってきた日本人に危機感を抱いています。 特に会社経営者だけでなく、政治家も。

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  4. 白タクというと、空港なんかで白タクは危ないのでご用心!というポスターをよく見ますよね。私みたいについ乗っちゃうカモがいるから、無くならないんでしょうね。

    科学的な自然観察からすると、環境が変わらない限り、人は代わりませんよね。これはワークプレイスでいうと、仕事の空間というよりも、業界状況という意味での環境なんですが。国でいうと、資源が底をついたとか、他の国から侵略があったとか、天災で大災害になったとか、生死のストレスが無い限り、人はベストを発揮できないのかもしれないのかな、と思っています。Circumstance does not make the man; it reveals him to himself. James Allenを思い出しました。

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