先日CEさんからお返事を頂きました:

メールを頂き多謝。楽しく拝見しました。

申し上げたことは日ごろから私の考えているところ。駅での雑談の中で本音が出てしまったということです。一人が食べていくのはやさしいこととはいわないが、能力のある人は志を持って世のため人のためになる大きなことを考え続けなければならないと自省しているということです。

いつもご指導を頂いており、感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。

時節柄ご自愛ください。草々。

”優秀な人”ではなくて”能力のある人”だったんだ!
念のため辞書でチェック。
優秀:他のものより一段とまさっている・こと(さま)。
能力:物事を成し遂げることのできる力。

このブログ、ワークライフと言いながら、ビジネス上の(ミス)コミュニケーションについて詳しく語っているのかもしれない。

ということはさておいて、CEさんはトム・ピーターズがIn Search Of Excellenceで語っている、人の感情をゆさぶることのできるリーダーだ。立ち振る舞いから、他の役員の方々と違う。社内では崇拝されているような存在だけれど、一度社内の自動販売機でタバコを買っているときに、私に捕まってしまい質問攻めに会ったことがある。その時も、ユーモアたっぷりに、でも質問にきちんと答えてくれた。一度お客様に対してのプレゼンの際、ご挨拶された後、プレゼン担当者が説明に立った時、パソコン操作をする担当者が混乱していて、そこにいなかった。たまたまパソコンのそばにCEさんがいて、CEさんはごく自然にパソコンの前に座りパワーポイントの操作を始めた。そばにいた部下達は大慌てしたが、CEさんはにこやかに「良いんだよ」といいながら続けようとした。流石に代わりの人間と交代したが、あのエピソードも私の中にしばらく残ると思う。普通だったら、役員はあんなことはしない。階級は関係なく、やれる人間がやるんだ、というメッセージだったと思う。年に1,2回遠くから見えるぐらいの方だったけれど、他にもCEさんのエピソードは沢山ある。

私の知っている日本の大企業の中で、CEさんのような方が実在している話を良く聞く。こういった人たちがいるから、色々あってもこれらの大企業は生き延びているのではないだろうか。