図書館が人を貸し出しする

I can read you like a book: Swedish library launches ‘borrow a person’という記事が友人のメルマガの中にあり、そそられたので読んでみた。

人の貸し出しとは、スウェーデンのMalmoe図書館でプロジェクトベースで行われた試みで、差別を無くすため、又思い込みを打ち下すために使われたようだ。例えば、レズビアン、イスラム系女性、ジャーナリスト、ジプシー等の人と図書館の屋外カフェで45分ほど会話をする。何てステキな試みだろう!これは一般の図書館が文化に大きく貢献できる可能性があると思う。私としては、企業の中でも使えるアイデアとして思いが膨らんだ。

私は4年ほどまえから、企業のあらゆるクリエイティブ部門に、知識のコンシェルジェ、又はライブラリアンのような担当をする人が存在することが必要だという話をしてきた。このスウェーデンの、図書館が知識を深く伝えるために人を貸し出しする、というシステムはそれに繋がっているとこの記事を読んで思った。プロジェクトベースで行ったようなので、ずっと続いているわけではなさそうだが、人はインフォーマルな会話の中での学びが効果的という事を考えると、このような試みがシステマチックに行われることは素晴らしい。このアイデアを企業で使ってみたい。お金を払って各分野の本物のプロと繋げるという社内人間ライブラリーを作るプロジェクトは効果があるはず。社内だけではなく、外部とも繋ぐと更に有効になるだろう。日本は人間国宝なんて制度があるから、人が知識を深め、広めるということはよく理解できているので、さほどぶっ飛んだ話ではないだろう。

オフィス作りのコンサルティングを行う際、うるさいぐらいオフィスの運営側のプログラミングを説いてきたが、この人間ライブラリーのアイデアをシステマチックにして提案すれば上手く繋がりそう。大企業だと当初の予算に入っていない事項を後から追加させることは、ほぼ不可能だ。上手くセッティングするには、企画されているものよりも大きめに予算を取ることが必要だが、経理はお決まりのロジックでしか動かないから、これも大変。結局予算取り前の時点から説得していなくてはならないということか。

ちょっとスウェーデンに言って話を聞いてきたい。ご興味のあるかたは、コメント下さい。

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