TNプローブでの講演会:レム・コールハース

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TNプローブスポンサー(参加させて頂き、誠に有難うございました!)のレム・コールハース氏のレクチャーを聞いて凄く印象に残ったこと、思ったこと:

ー ハーバード大学の周辺のイメージを変えるために川の流れを変える?!凄すぎる発想!でもやってできないことはないし、面白い結果が出るんじゃないかなぁ。
ー EUのコンサルティングは、大きなブランディングだ。でっち上げるのではなくて、潜在しているものを見えるようにしてあげる。EUでは各国の特徴が一つ一つの船の帆のようなブランディングになる。
ー CCTVのゾーニングは各ユニットが大きすぎて、あのままじゃ機能しなくなるのがはやくなるんじゃないかな。経営的、ヒューマン・ファクター的なゾーニングの考え方が欠落していたような気がする。
ー で、プラダ。図で、上はバーチャルの世界、下は実際の世界というふうに分かれていて、上の方はAMOでそばにIDEO。下の方はOMAでリアルな場とグループ分けされていた。プラダは大きなコンセプトはAMO・OMAが作ったかもしれないけれど、そこを人間の思考、振る舞いにあうようにヒューマン・ファクターとそれに合った商品開発をしたのがIDEOだったから上手く機能したのかもしれない。
ー ロシアのエルミタージュに対する提案が、北京の798地域のようなコンセプト、廃れたまま、古いままを使うというものがグッドアイデア!と思った。
ー ロンドンから東回りでヨーロッパ、中近東、アジアを通って東京までというルート的なAMOのアジア論を新鮮に感じた。これはコロンバスがアメリカ大陸を発見する前のルートに戻る周期に来ているってことかな。

AMOのコンセプト等はとっても大雑把だけれども、驚きがあり、新鮮でワクワクする。でもディテールはIDEO等ヒューマンファクターをモノに作りこむ機能を持っている所とチーム組まないと、実践した後人が使って嬉しいものにはならないだろうと思った。

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