日経BPニュース:アラン・ケイ氏が描く未来のパソコン像(前編)
2006年06月19日 13時16分―― コンピュータ技術の進歩にはめざましいものがありますが。
果たして、そうだろうか。必ずしも進歩していない部分もある。例えば、メモリのデータ転送速度はさほど高速化していない。また、マイクロプロセサも、依然としてシングル・プロセサのアーキテクチャから脱却していない。これは、技術的な問題というよりも、コンピュータ・ベンダーが大きな変化を望んでいないからではないだろうか。
ワークプレイス、ワークスタイルに影響を与えるものは心理的要素だ、行動学だ、やる気だ、と色々とまくし立てている。
今日日経BPサイトで見た記事で何故騒ぎ立ててもワークプレイス、ワークスタイルはさほど進化しないか分った。それは、経済というものがそもそも富をなすための手段として作られたシステムなので、富をなすための組織であれば何かが売れていればその組織は利益を生み出す仕組みに変化は望まないからだ。利益を生まなくなってから変えようとしても、お金のためというのが最高の理由で働いている社員はお給料をちゃんともらえている仕組みに変化を望む訳が無い。
成功が薄れてきた企業が改革、革新を必要とする際取り組むワークプレイス、ワークスタイル改革は、給料の支給に悪影響があるということを社員が感じなければ意味が無いという事なのだろうか?
危機感を持つという事は大切だが、もっと大切な事は大きな素晴らしい目標を達成させるというビジョンを共有する事でしょう。
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