到来した10年前騒がれた「SOHO」時代

アメリカに1980年代に話題になったSOHO。スモールオフィス・ホームオフィス。 そういえば、私は1987年~1991年までフィラデルフィア郊外、ニューヨーク郊外、アトランタで通訳、翻訳の仕事をSOHOでやっていた。1991年に日本に戻って会社員をしていたが外資系だったので海外との夜中の電話やファックスのやりとりはしょっちゅうだったので、その頃もSOHOで働いていたともいえる。次男で妊娠した際強引に、正式にSOHOを認めてもらい、3ヶ月ほど、三男で妊娠している時は半年程フルタイム自宅SOHOで働いた。次男の時はファックス、ポケベルと電話、三男の時にはPCとモデム、ファックス、ポケベル、電話で仕

いつワークプイレス改革をするべきか

いつ、どういった時にワークプレイス改革をするべきか? 応えはいたって簡単です。ワークプレイス改革は企業の理念、ビジョン、目標に向けて行う仕事が、現在あるワークプイレス(工場、事務所、他)では効果的、効率的に行えなくなった時にワークプレイス改革をするべきです。もちろんレイアウト変更や、美しくすることもそれが目的で行っても良いですが、漠然と企業内の変革を起こしたい、理念、仕事のプロセスを考えないで人の働き方を変えたいというのはお金ばかりかかり、ビジネスとして意味がありません。 もしも今ワークプレイス改革を考えていらっしゃるのであれば、是非そもそもうちの会社は何をしなくちゃならないのか?から始めて下

腰痛に効く椅子

明けましておめでとうございます! 寒い冬ですが、自宅のそばに一番寒い時期に開花する蝋梅が素晴らしい香りを放ちながら咲いています。未だに年賀状を書き続けていますが、リラックスした良いお正月です。じっと座って年賀状を書いていると、この間頂いた腰痛に効く椅子のリクエストの事を思い出しました。 ここ数年間オフィスチェアで良いものがあらゆるメーカーから出ていますが、腰痛に効くという呼ばれ方をしているチェアもあります。でも働き方から考えると、ずっと座っているという事が自体が問題ですよね。 私自身ずいぶんと昔ですが腰痛に悩まされ、結果背骨の手術をしたりなので、腰痛の辛さは良くわかります。ちょっと前まで日中は

実際にやってみる

旅と仕事は似ている。どんなに研究していても、実際にそこに行かなければ、思い出は作れない。小さな冒険でも、自分で行きたいと思った道に入ってみる。海辺を散歩しようと思った。でもそこは昨日行った場所だから、今日はそばにあった不思議な、でも美しい建築のところに行ってみようと思い、そちらに歩いていった。建築物は非常に魅力的だった。でも、そこで開催されていた沖縄離島展示会は、とても楽しく、素晴らしいものだった。最初は、ちょっと違った道を行ってみようと思いつき、道をそらせてみただけ。振り返ってみると、それは素敵な冒険の始まりだった。 レンタカーに乗っていた。子供達がボーリングをしている間に夫は私をホテルに送

イームズ・オフィス

 1980年代のはじめに、私はカリフォルニア州ヴェニス、ワシントン・ヴルヴァード901番地のイームズ・オフィスを訪ねた。その時、私は、学生のような改革の理想を機能的で日常的な実用品として評点することに成功した人たちに会っているのだ、と感じた。レイ・イームズは髪をまとめてまるでバイエルン人のように装い、輝くように微笑み、快活な声でよくしゃべる人で、入り込んだ迷路のような室内に私を案内した。ロビーから図書室をよこぎって工房へ入ると、そこはさまざまに区分けされていて、通りすぎざまに、インドのイメージでいっぱいの世界へまた時にはサーカスへとふいに連れ込まれたように感じた。まるで展覧会でも開催されている

本物とどう違うの?

今日はほぼ一日東京21世紀クラブで仕事。午後3時ごろ、ちょっと一休みで郵便局に行き、ぐるっとそばを散歩して戻ってきた。ちょうど今丸ビルではEpson Museumの「美の巨人達特別展」をやっていたので、少しのぞいてみた。私の個人的なリアクションとしては、ショックなほどがっかりした。 私はアートにさほど詳しくない。でも、美術展覧会に行くとワクワク、ドキドキする。今日見た展覧会には、それを全く感じないどころか、ただフラットに再現された実寸の絵が悲しく見えた。 何故だろう?何故だろう?きっとEpsonは感動を与えるためにこの企画をしたのだと思う。それなのに、私は目を背けたくなるぐらいな気持ちになった

まずやってみる

期待していたプロジェクトが中々前に進まなくてもう一ヶ月。体調に支障を起こしてしまった自分にやっと気がついた。ちょっと前であれば、自然ダイエット効果と喜んでいただろうけれど、こういう状況が1ヶ月以上続いた後には大体熱を出したり、数日寝込んだりする自分が分かっているので、根本的にプロジェクトを見直したり、仕事、プライベートの全体優先順位を再確認することに2日間の間だいぶ時間をかけた。そんな中、2002年10月28日に、クライアントに送った下記の私のメールが目にとまった: IDEOのケイツ氏が言っていた、標準的なワークスペースは標準的な アイデアしか生み出さないということ、富士ゼロックスの小林会長が

可能性を広げる

子供の遊びの世界を見ていると、大人の世界が分かってくる事がある。先日三男のかんたの他の子供との出会いと遊びかたを見ていて発見があった。 久しぶりにかんたと私二人でプールに行った。最初は私に見て、見て!と色々な”技”を見せて楽しんでいたけれど、それに飽きてから一人で遊び始めた。午前中だというのに、暑い週末だということもあり、プールは沢山の人で賑わっていた。そこでひときわ騒がしい子供達3人が目立っていた。走り回り、飛び込みまくり、ばしゃばしゃと本当に楽しそうだった。一番上の子は中学3年生ぐらいだったと思う。監視員数人の目が光っている中、上手く怒られない程度に遊んでいた。ルールとしてはプール際では

アトランタで

IFMAのアトランタ支部からラウンド・テーブル・ディスカッションだけで招待されるなんてバケーションだ!なんて思ったのはつかの間だった。大切な時期のプロジェクトにフルでリモートで関わりながらだったので、結局3年ぶりぐらいの4日間1日24時間稼動の出張となった。 前回のエントリーで、アトランタの状況を見てくるのが楽しみ!と書いたが、簡単には次の印象があった: 1.無線LANは、少なくとも私の泊まったホテルでは一日10ドル弱で使い放題というセッティングだった。めちゃくちゃ助かった!今のIT社会のあるべき姿だと思う。例えば東京駅前の今年レノベーションされた丸の内ホテルは、確かビジネスホテルの位置づけ

本当に成果を上げた人たちが書いた本

あー、実績を上げたい!成果を出したい!!どうすれば良いんだ?! と騒いだところで、自分がずっと強く、強くこうしなければならない、と思っていることがなければ本物の実績や成果を上げることはできないようだ、と最近更にそう思わせるような本を連発して読んでいる。A Beauthiful Mindも、世界に認められたい!と根本的に強い願望を持っていたJohn Nashだったからこそノーベル賞を受賞したと思う。Joe Girardは、自分は父親は間違っていたと証明してやる!という思いと、セールスマンに騙されて大変な被害を受け、セールスマンとしての社会的責任を強く感じているからこそギネスブックに載る12年連続

結果を出すための仕組み

塩野米松、『木のいのち 木のこころ:人』 鵤工舎の若い連中だけで塔が建つというのもそういうことだ。道具をちゃんと研いで、言われたとおりに素直に、やっていればいい。それをわかったふりをしたりされるとだめだ。そうすると、勝手にまげてつくるかもわからんし、自分勝手に思いこんで変えてしまうこともあるからね。だから、職人ばかりを集めてやると仕事がばらばらになる。職人というのは腕がいいんだから、はたから見るとまとまるなと思っても、それは違う。みんな俺はこういうふうにやりたいとか、俺はこれだけのことをやりたいとか、というふうになると途中で肝心なことがみんな抜けてしまう。そういう意味では、素直に自分の与えられ

集中して考える

先日新社屋ワークプレイス創りの社長インタビューで色々と興味深いお話しができた。この世では、北風も太陽も必要だ。社長も両方のタイプがいて、面白い。 その企業の社長の話で私にとって新しい視点だと思ったのは: 1.設計は一日3分間集中することができれば成果を出すことができる。 2.集中なんてどこででもできる。設計は現場の集中できるが、現場に席を移してしまうと、頭のきりかえができなくなる。 3.会議室は、話し合う場所と捕らえるのではなく、周りに迷惑をかけずに話せる場所として捕らえる。話しはどこででもできるが、会社の中では他の作業をしている人たちが周りにいるわけだから。 集中して考える。多くのメーカーが

インターネット社会でも仕事が染みる

以前持っている本のお気に入りを全て読み返したいと書いたが、それを今実行している。現在読んでいるのは、Michael LewisのNext: The Future Just Happenedだ。この前のエントリーで仕事が染みるということについて考えたが、インターネット社会ではそれの正反対が起こりやすいようだ。ローティーンのIQの高い子供達が、見よう見まねでロジックを学び、大人のプロレベルの仕事を見事にこなす。それが起こっているような分野(投資、法律、音楽物流等)は、よく考えてみると元々ちまたにそれらの知識が出回っていない不透明なもので、今はその不透明さを迂回することができるのかもしれない。だから

仕事が染みる

テレビで小川三夫氏のインタビューを見た。最初の反応はわぁ、小川氏もこんなに年を取ったんだ!ということ。『木のいのち木のこころ』を読んでいたから、どうしても本の中にあった写真イメージがずっと残っていた。 『天』は何度も読み、『地』と『人』は一度づつ読んでいるので、小川氏のインタビューはあまり一生懸命見ていなかったような気がする。後から考えるともったいないことをした。人の話の中からは必ず学びがあるのに。ましてや小川三夫氏の話だったのに・・・。 でも、なぜか今朝昨日のインタビューの一部が思い出されて、それが私にとって何の意味があったか分かったとき、空一面の暗い雲が分かれて、太陽の光がぱぁっと差したよ

視野を広げる

こうやってもう一年以上Blogを書き続けているけれど、ここ数日間で色々と浮上してきた思いがある。 そのきっかけは数日前の「愉快な仲間達」の集いだったかも知れないな。Swgさんと島崎さんと教育について熱く議論していた時、「ずーっと引いて物事を見ると」と言った自分の発言が始まりだったのかも。 ずーっと引いて見ると、このBlogをワークライフと呼びながら、一般オフィスワーカーのワークライフだけしか語っていない。工場での仕事、建築現場での仕事、エンタテインメントでの仕事、専業主婦としての仕事・・・。生活を営むための手段とする仕事なんて色々ある。生活をするにあたり、全てにつながりがある。だから、これから