何故表参道に行く気がしなくなったのだろうか?

表参道ヒルズの話になった。実は私は仕事関係でしょっちゅう表参道に行くが、一度も表参道ヒルズに入ったことが無い。「あそこ、入りたいとも思わない。何故か避けたい気持になる・・・。」と私が言うと、「あそこは観光エリアですからね。僕も前は何であんなにしょっちゅう表参道に行っていたのか分らない。」と相手が言った。誰かがあそこは90年代のアメリカのショッピング・モールだ、スケール感が悪い、と言っていた。そうかどうか分らないが、確かなのは、行く気にならないという事。 新しく作られた多くのワークプレイスもこんな反応を起こしていないだろうか?キレイだけど、機能が良いというけれど、好きになれない・・・。そういえば

腰痛に効く椅子

明けましておめでとうございます! 寒い冬ですが、自宅のそばに一番寒い時期に開花する蝋梅が素晴らしい香りを放ちながら咲いています。未だに年賀状を書き続けていますが、リラックスした良いお正月です。じっと座って年賀状を書いていると、この間頂いた腰痛に効く椅子のリクエストの事を思い出しました。 ここ数年間オフィスチェアで良いものがあらゆるメーカーから出ていますが、腰痛に効くという呼ばれ方をしているチェアもあります。でも働き方から考えると、ずっと座っているという事が自体が問題ですよね。 私自身ずいぶんと昔ですが腰痛に悩まされ、結果背骨の手術をしたりなので、腰痛の辛さは良くわかります。ちょっと前まで日中は

最先端のオフィス、次世代オフィスというイリュージョン

私のキャリアが長くなったという証拠なのでしょうか?この頃最先端のオフィス、次世代オフィスという言葉を聞いたり、見たりするだけでウンザリするようになってきました。それでも、学ぶことは沢山あると思い、話に耳を傾けてみたり、資料に目を通してみたりしています。問題は、どの話を聞いても、どの図を見ても過去10年間で聞いたことのある内容の焼き直しに思える事です。 家具屋はレイアウトの話をし、IT屋はハードウェア又はソフトウェアの機能の話をし、FM(ファシリティ・マネジメント)屋は数字の話をします。都心にオフィスを持つ企業は必ず最低限のオフィス・スペースを借り、先端のワーカーは、会社の働く環境よりも外部の働

一般社員の意見をワークショップで吸い上げる

コールハースの件名さに感激して半場興奮状態にあった聴衆は、講演後の質疑応答で次から次へと質問をし始めた・・・。 ・・・コールハースが、さすがに疲れてしまったのかしばらく口をつぐんでいる間に、聴衆たちが口々に議論を始めてしまったのだ。しかもその議論が、氷柱を組み上げたような鋭利なコールハースの論理とは似ても似つかぬ鈍いものだった。発言はいろいろあったが、総じていうと現代人の生活には自然が欠けているといったような論旨で、それが案の定、「自然=安らぎ=都市の中にも緑を」といった安直な方向へ流れていったのである。  世界経済フォーラムの参加者は、あるレベル以上の知性の持ち主だろうから、高度な理論に支え

大切なブレークの時間

久しぶりに広尾のFOB Coopで一休みしました。東京で一番好きなショコラ・ショーがある場所。輸入雑貨屋の窓際がカフェとなっていて、お茶するにはとても良い雰囲気です。ニュースでは色々な難しい問題、悲しいできごとが多々報道されていて、しかも雨だったこの日。濃厚なチョコレートにマシュマロがポンと乗っていて、それに上が泡になっている熱いミルクを好きなだけ注ぎ、ゆっくり混ぜてから飲むショコラ・ショーは、気持ちががさがさしていたり、何となくダウンだったりしているときは特効薬になります。雨の中走っている車、行き来する人達をぼんやり眺めていたのはほんの15分程度でしたが、気持ちが落ち着いて次のミーティング

働き方にあったワークプレイス創り

さんざん言われている。会社によってワークプレイスのニーズ、ありかたは違う。そこまでは一般的に受け入れられてきているようだ。でも、部署によってワークプレイスのニーズ、ありかたが違うというのはどうだろうか?ある程度の大きさの企業(100人以上)になると、ほとんどそれはまだ受け入れられてない。理由は、総務部が全面的にコントロールすることによって、管理が楽になるし、目に見えてコスト効率が良く、一括管理がしやすいからだ。でもそれはファイナンス・バランスシートを見ていて、簡単に測定できるものだけを見ているとそうなる。 開発部、マーケティング部、営業部、総務部、物流部、購買部、コンサルティング部が皆同じサイ

インフォーマル・コミュニケーションの場

映画にもなった、数学者ジョン・ナッシュの伝記『A Beautiful Mind』、(和書『ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡』)を読むことが、心、精神、奉仕について深く考える機会になった。タイミング的に、今の私の自分の年齢と社会的興味範囲だからこそ、はっと気がつく事が多かったこともあると思う。何故1900年代初期にアメリカで数学、科学が花咲いたか。その連鎖反応で起こったビジネスの繁栄。そもそもそれらのきっかけを1800年代の終わりから作った人達のビジョンと信念。学者達、ビジネスマン達、その家族達の一人一人の苦悩と喜びが鮮明に描かれていて、現状の日本で活躍している人達や、蔑まれてい

ディスカションセッション

   東急建築社で行っている無線LANに関するコンサルティングのお話を聞いて、面白い角度からお仕事をされていると思ったので、早速思いついた数人の方々に声をかけて、その方たちとセミナー・ディスカッションを行いました。 8月4日にスチールケースワークライフショールームに東急建設社を含め8社から15名集まりました。メンバーは経営コンサルティング、ウェブ戦略、IT部、総合ソリューション販売、経営システム、総務、ファシリティ・マネージャ、商品デザインなど、異なる業界の異なる分野の方たち。当日の目標は、無線LANに関するお話を聞いて、自分の立場からであれば、どのようにビジネスを発展させるか?という案を出す

無線LANコンサルティング

日経BPのメルマガで、東急建設社の新しい無線LANに関するITコンサルティングの記事を読み感銘を覚えた。その数日後、東急不動産の方とあった際にその話をして、紹介して頂いた。担当者の中村氏とお話してみて、イノベーションだなぁ、と思った。元々電車関係で培ってきた知識を、無線LANの方で活かしたコンサルティングで、今無線LANを取り入れたいけれども、セキュリティやその他の問題にどう取り組んで良いかわからいので、とりあえず無線LANはオプションにしていない、というような企業に必要なサービスだと思う。私も自分であちこちで無線LANを使っていて、無線LANはもう私にとって新しい便利なものではなく、当たり前

ワークプレイスのパラダイム

パラダイム 3 [paradigm] アメリカの科学史家クーンが科学理論の歴史的発展を分析するために導入した方法概念。科学研究を一定期間導く、規範となる業績を意味する。のちに一般化され、ある一時代の人々のものの見方・考え方を根本的に規定している概念的枠組みをさすようになった。(goo 辞書より) 会社員生活を13年間していた後独立して、あらゆる場面でパラダイムで世の中が成り立っているのだということを感じている。人は生活が変動する時期に、自分が従来何気なくやってきたことを新しいやりかたに急に変えなくてはならないから、パラダイムに気がつくのでしょう。 ワークプレイスのありかたについてもそうだ。自分

自分でつくるワークプレイス:ビジネスカジュアル

場創りと、自分の人生は自分の責任ということを結びつけるのは極端かもしれないけれど、さらに極端な関連付けを提案します:ビジネスカジュアルの服装と、自分の人生は自分の責任というもの。 場創りをして進んだオフィスデザインにしても、後で訪問して人と空間がなじんでいない所がある。何が一番の外観の要素かというと、それはそこにいる人たちの服装だ。最先端の働き方を実行しているオフィスの風景を雑誌等の写真で見ると、そこにいる人たちは必ずと言って良いほどビジネスカジュアルの服装をしている。それは、そこにいる人たちが、自分達で選んだ服を着て自分達の選んだ働き方をしているケースが多いからだと思う。 カラフルな、曲線を

ワークプレイス改革の目的

自分の仕事のフォーカスが移っていくという事を認識すると、失敗を続けているから変わらなくてはならない、という事にたどり着いた。ここ4年間ほどのオフィス創りのコンサルティングは、「ワークプレイス環境を変えれば人が変わる、ビジネスが変わる」という目的に基づいてきた。そんなことはできない、という答えがでているのにこれ以上それを目的とするのであれば、単なるダメなコンサルタントでなく、ペテン師コンサルタントになってしまう。 だから、今まで私が手がけてきたワークプレイス創りの事例は、「ワークプレイス環境を変えれば人が変わる、ビジネスが変わる」という観点からいうと、みごと全て失敗だった訳だ。色々なプラスの効果

エアコンの必要無しの時期

今子供部屋兼私の仕事場の6畳の部屋で仕事をしている。過去2週間ほどここが私の一番のお気に入りのパソコン作業の場。でもここで快適に作業ができるのは、長くてあと2ヶ月だろうか。 この部屋にはエアコンが入っていない。冬であればモバイル(?)電気暖房を引きずり込んで何とかなるが、夏は扇風機を回しても暑さはどうしようもならない。 結局人間って自分のいる状況を見極めて工夫していく人が沢山楽しめるのだ。家で楽しく仕事をしたければ、 家族状況: 一人で暮らしているか それ以上で暮らしているか なんでも口に入れてしまう小さい子供がいるか 受験生がいるか いたずらっ子がいるか ネットアクセスをする人間が何人いるか