やりたい仕事をやる

スチールケースを卒業して、しばらくインディペンデント・コントラクターとして働こうとしている。どこそこから噂をききつけて電話がかかってくるのは嬉しいし、有難い。ついつい興味はないけれど、時間的にフィットするし、収入も不安定になるから、受けちゃえ、と思って受けてしまった仕事がある。

でもこれがいけないんだ!と反省している。最初からこうだと、結局スチールケースで大好きだった仲間や、結構面白かった仕事を後に独立した意味が無い。私は何がしたいか。ビジネス上の助産婦みたいな仕事をしたい。自分たちの持っている才能、商品、アイデアを世の中に出したいと、独立して自分の信じている道を進んでいる人達が、ビジネスの世界で光をあびれるようになるためのお手伝いをしたい。流行で言えばファシリテーター。コーチ。ビジネス・サポート・サービスだ。私の場合、20年近く異なる文化のぶつかり合う話し合いの場をプロデュース、通訳してきたので、そのノウハウと現場での塩加減をクライアントのビジネスチャンス創りに生かす。

人が育っていくにあたり、色々なフェーズがある。聖書のコヘレテの言葉(3:1-12)が好きだ:

何事にもときがあり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。

人が苦労してみたところで何になろう。
私は、神が人の子らにお与えになった勤めを見極めた。神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終わりまで見極めることは許されていない。
私は知った。
人間にとって最も幸福なのは
喜び楽しんで一生を送ることだ、と

5 thoughts on “やりたい仕事をやる”

  1. このエントリーを読みながら、ご自身を解き放つ爽快感と、人生を肯定する力強さの両方を感じて、とても眩しいです。僕自身を振り返っても、もっと真剣になろう(真面目とは少し違って)と率直に思えてきました。また楽しく読みますね!
    中学生の作文みたいだけど;-)

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  2. Isaoさん、いらっしゃいませ。コメント有難うございました!嬉しいです。言っていることと、やっていることをマッチングさせるのは難しいです。やっているから言葉にする、というふうになりたい・・・。

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  3. Isaoさんのコメントに眩しいとありましたが、実は最初は読めなかった・・・。今辞書で調べてびっくりー!What! Dazzling??? Nooooo. おろおろしました。でもそんなふうに読めてしまうように書くほうが悪いですね。もっと、こう楽しく、笑いがあるように書きたいんですが。

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  4. そのコメントで笑いました。
    以前、真面目に日本語の使い方を間違えることでかえって皆の場が和む、というSudaさんのエントリーがあったのでそれを思い出しました。
    眩しい、と書いたのは多分にその時の私の精神状態も関係しているのでは(少し確信が持てなくなっていたのでいろいろなものに引け目を感じてしまう)。。ああ、また笑えない。。

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  5. IsaoさんのBlogを読んでいると、自然に笑える文章が組み込まれていると思います。多分自然でいる時が、一番面白いような気がする。面白くしようとしても中々面白くできない。だから私は自分のスタイルが好きになれていません。笑いをとりたい。でもだからといって笑える文章が書けない。Isaoさんに笑って頂いたコメントのように、自然にボケていると笑ってもらえるんですね。

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