ワークプレイスの効果、生産性測定:その2

以前コンサルティングしたクライアントから相談を受けました。
本社からワークプレイスの改装に使った金に対するの効果を説明しろ
という要望があったそうです。

この話しを聞いて、まずは心配。ワークプレイスだけの成果なんて、
現在の経理的尺度手法では、白黒にできる項目と数字は出ない。
どうしよう・・・!次は怒り。だいたい何を考えてこんな要望を出すのか。
社員が快適に、楽しく仕事できるように金を使うことのどこが悪いのか。
訪問する顧客も、明らかに環境を楽しんでいる。絶対的に証明することの
できない営業経費には、金をつぎ込むのに。そして悟り。多分こんなことを
言い出すやつは、政治的に何かしたいやつなんだ。今までと違う形で
ビジネスを行う事(即ちイノベーションとやらいうもの)は、今まだ日本
企業の多くを君臨している旧体制の管理主義者達には危険な考えなのだ。

ではどうやって相談してくれたクライアントのお役に立てるか?
旧体制の尺度に応はじない。今や巷で誰も避けて通れない、ネクスト
ソサエティ
の到来において、知識経営知的資本を基に尺度の
項目を設定し、その測定を行う提案をします。上司からの依頼に対して、
ついつい従来の形で従うことが人の行動パターンですが、今回は、
そのパターンを変える提案です。

上手くいくかは行動の冷静さと、提案内容の熱さですね。

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