ワーク・ライフのバランス (2)

今朝のエントリーの続き:一番言いたかった事は、私は今まで色々な経験をしてきたけど、全て時が経つとともにその時の気持ち、思いを忘れ去っている。子供を亡くした時の思いも、Melody Beattieの本を読んで共感した事も、毎日の生活の中で磨り減っていく。

経験だけでは人はだめだと思うようになりました。大切なのは、経験を生かして今何をしているかなのだと思います。白洲正子の書いた文章で、「あれだけの経験をされた方なのに、修行は何の役にもたっていなかったようだ・・・」というのを思い出した。今の日本の大企業では、それが問題なのではないでしょうか?色々な貴重な経験をされた方たちが、その時の思いを忘れてしまって、残っているのは過去の栄光だけ。もしも昔の自分が今の自分を見たらどんなふうに思うか・・・。去年の映画で、そんなシーンがあった。ちょっと名前を思い出せないけど、Uma Thurmanが共演したコメディー。

フルに生きるためには、常に緊張感のある状況になければ、人間って育たないんだ。だめなんだ。それは仕事でも、Love(恋愛、愛の両方)でも同じ。子育ても。

だから好きな本を何回でも読み返して、思い出そうと思いました。そして、今日も新い発見をしよう。自分の書いた何年も昔のジャーナルを読み返そうと。そうすれば、本当に誰かの役に立てるようになるかもしれない。自分の成長だけのためではなくて、出会う人達(家族、同僚、友人、ビジネスでの知人)の成長の役にたてるかもしれない。

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