たまにしか出張しないと、色々な新鮮なアイデアや考えの刺激になるので楽しい。この間の出張から帰ってきて、日本と海外の違いに敏感になっているが、今朝気が着いた1月21日の日経新聞表紙ページ下にある広告もそれだった。
「知的資産創造」とあった。Web2.0時代、IT消費、情報セキュリティ。全てが古臭く感じられた。出張で見てきたものに関して色々とウェブで調べているが、企業に関しては、当たり前のビジネス情報(会社のミッション、ビジョン、目標、ロードマップ、アニュアル・レポートとしての過去の実績)がしっかりとホームページで見れるようになっている会社が現場でも力強かった。それらのホームページで語られている言葉にWeb2.0,IT,securityなど書かれていない。People-centric,人と人との協力、人を活かす。もしも知的資産創造するのであれば、人がWeb2.0、IT、セキュリティを進化させるのだ。これまた当たり前だが、だれでも分る、腹に落ちる言葉で書かれていた。もちろん言うだけで実践しない会社もある。ただ確かなのは、言わなければ間違いなく実践はしない。
日本でも今後も強いと感じられる企業はまず人が語られている。私の携わっている分野であるワークプレイスでも、プロダクト・デザインでも、サービスでもまず人なのだ。