出会い

おっと!前回の日本語エントリーから既に1年半も経ってしまった!

ほぼ毎日のように書きたいな、と思う。そして毎回、そんなこと書いて誰のためになる?自己満足?自己アピール?間違った情報だったらどうする?人に迷惑をかけてしまったら?ブログの記事を書くより、大学のレポートを優先して書くべき!などと考えてしまい、結局書かないでいて、でもずっと気になっているブログ。

自分が書いた記事の「真実」は、時が経つにつれて何回も視点が変わり、その都度意味が変わる事に慣れてきた。今年の二男、三男のダブル受験も落ち着き、教育費稼ぎであくせくしているのにも慣れてきたこともあり、今日はいつもの自問パターンも乗り越えたので投稿する。

昨日依頼研ユーザーインタビューをパートナーと一緒に行った。インタビューには、毎回色々な意味での気づき、学びと感動がつきもの。昨日のインタビューは終わってから直ぐにパートナーが、「やばい!あのドクターほんとに良い人!」と言った。私はどちらかというと、ドクターの日本人的なガジェット好きに関心していたので、その「良い人」という印象が先立ってはいなかったが、パートナーの言葉を聞いて、そうだ!本当にそうだ!と思った。

東京から2時間かけて行った地方の病院。院長と聞いていたから、小さな病院で、お腹が多少出っ張っていて、ちょっとふんぞり返っていて、丁寧に話さないと気分を害する人かもしれないから気をつけよう、と思って行った。すると全てが正反対だった。インタビューの終わりに、これからどのようにしていきたいですか、とパートナーが質問すると、「病院は地域の人たちを幸せにするためのものだから、管理も大切だけど、何しろ医者として、患者さんと接していることが一番楽しい。70過ぎても仕事をしていたいけど、まだ世界も見ていないから、70過ぎたら世界も見たい。でも今は何より患者さんと接することが楽しい。」との答えが返ってきた。今でも受け持ちの患者さんが50人ぐらいいるという。年齢を伺うと私と同じ年だった。ドクター間のSNSで、良いことを書いても叩かれる人がいると、良いことを書いた人が可哀想だから、応援のコメントを書き込むという。最後にお礼を述べて帰る際、一緒にエレベーターに乗った。私たちが先に降りて振り返ると、ドクターがにこやかに患者さんのためにドアを抑えていて、患者さんが乗ったのを見届けてからエレベーターを降りた。

東北復興の歌、「花は咲く」の歌詞を思った。「私は何を残しただろう」。このドクターは、完璧な人間ではないだろうけれど、地域を幸せにする病院づくりに努め、何人もの患者さんの命を救うだけではなく、その何気ない日頃の姿勢で沢山の人たちを癒してくれている。私を含め。

「私は何を残しただろう」。自分が残したと自分で思うことと、家族を含め、他の人たちが思うことはそれぞれ違うだろう。自然に自虐的な私は、つい周り、そして自分の期待に添えなかった自分を責めたくなるが、それを乗り越えようと思う。このドクターとの出会いに感謝して、今、明日何か、誰かのお役にたてることができれば良い。

花は咲く(オリジナルフルバージョン) from FOSTERFREES on Vimeo.

 

 

 

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