コンサルティング・ビジネス

コンサルティング・ビジネスの展開についての話があった。
このトピックは、現在多くの日本でビジネスを展開している
製造業者に当てはまると思う。

1.今まで良い商品がベースでマーケットシェアを維持してきた。
2.そのためその商品を使うユーザー環境の知識を得ることが
  できた。
3.その知識は、サービス業として売れる。
4.サービス業はコンサルティング業として成り立つ。
5.コンサルティング業で儲けたい。
6.どうすれば儲かるコンサルティング業のシステムを
  作る事ができるのか?

今日私が参加したディスカッションではこんな項目が
上がった(場を盛り上げるために何でもホワイトボード
に書き留めた):

1.ウェブを通じたマーケティング
  例えばビジネスメルマガ
2.2ちゃんでさくら
3.ビラ配り
4.本を書く
5.顧客データベースにメール
6.講演会
7.他のコンサル会社とのアライアンス

その場ではウェブマーケティングが現実味
のある戦略として前に進めることになった。
でも、その後、セッションをミスったメンバーと
ディスカッションした所、彼のコメントは
もっともだと思った。
「大体さー、コンサルティングなんて
営業するもんじゃないよ。ましてメルマガなんて。
名を上げてるコンサル会社を見てみなよ。
本を出版してるだろ?それに基づいて講演会。
そんなんで、どこそこの社長さんが、おお、これだ!
とか言って、秘書に、おい、このナントカさんに
電話して来てもらってくれ、って話しになるの。
それ以下の人と話したって、結局コンサルティング
なんて金になんないんだよ。」

では私はコンサルティングで(そう、まだ他に
呼びようが無い。)生活を立ていくのであれば、
本を書かなきゃならないわけ?

それはさておき、この製造業、代理店や、社内の
それに近い部署をコンサルティング企業に変身
させようと思っている。まださらっとしか目を
通していないけれど、トム・デマルコの
ピープルウェアを思い出した。

「管理者は、手品のように、必要な人材を提供する店が
あると思っている。そして、次のように電話で注文する。
「ジョージ・スミスがくたばったので、新しいのを頼む。
今度はあまり生意気でない方がいいな」」

要するに、モノ売りを専門として来た代理店のジョージ・
スミス達を新しいのと入れ替えるのではなく、インテリアを
リフレッシュするように、ジョージ・スミスの中身を
コンサルタントとして入れ替えてしまえると信じている
ようだ。

帰りの電車で、大林さんの話していた、大前健一の
質問する力を読んで、自分がそのように
真実を追究しているかというと、そこまで解って
質問していないと思った。尊敬する大林さんから
せっかく「質問するのが須田さんの売り」と言って
頂いたのだから、それに応えたい!と思う。

この企業に如何に貢献するか。まずはサイレント・マジョリティー
の思いを理解しよう。

そして早速質問:コンサルタントは、本を出版しなくても、
ホームページ、又はblogで仕事がつくのでしょうか?

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