先日横浜中央図書館にインドの本を返しに行った際、子供達に何か借りようと思って子供の本のエリアをぶらついてみた。子供の本を探しているはずが、ついつい自分の興味のあるトピックの本を手にとって、読んでいた。夫を雑誌エリアにほったらかしだった!と思い出し、急いで何冊か子供の本を選んだが、小学校上級生用の、リビングストン発見隊という本は、自分で読むために借りた。

以前英語のエントリーにも書いたけれど、リビングストンについてのドキュメンタリーをテレビで見て以来、ずっと興味を持っていた。彼の人生は、アフリカ人を救うためにキリスト教を広めるために捧げられていたのに、実際は奴隷狩りの人達に道を作ってしまったというストーリーが、人の思い、行動と結果の実態の差の印象が私の中に強烈に残っていた。

この伝記を読んでいて、今まで学んできた人の道について幾つか再度確認した。一つめは、人は強い信念を持っていても、一人では何も成し遂げられないということ。リビングストン・アフリカ探検は母国のスポンサー、現地での誠実なガイド、サポートなしではありえなかった。二つ目は、セレンデピティ。人は目標を持ちながらも、自分の持っている性質と、与えられたチャンスで、持っている目標が達成できるチャンスは非常に少ない。でも、目標を忘れずにいながらも、人生で起こる多々の出来事を一つ一つ大切に、着実に対応していけば、結果的には生きていながら学ぶべきレッスンはすべて学ことができる。三つ目は、優しく寛大で思いやりがある人の夢は、いつか必ず叶えられる。それが自分の生きている間には叶わなくとも、誰かが夢を叶えてあげたい!と強い思いをもって行動するから可能になる。リビングストンの場合、それはヘンリー・スタンレーだった。

今私達はそんな危険な探検はしていないけれど、大人として一番多くの時間を費やす働くという行為に関しては、仕事という探検での3つのレッスンは同じだと思う。人を信頼して行動する。セレンデピティに身をまかせる。優しく寛大で思いやりがある人の夢はいつか叶う。