イノベーションの目利き

先日インターオフィス主催のRonan & Erwan Bouroullecデザインセミナーに参加させて頂いた。Vitra社の新しいユニバーサル・ワーキング・システムjoinの開発についての話もあった。

Vitra社のデザインに対する新しい試みは素晴らしい。イノベーティブなデザインが会社のアイデンティティになっているのだと思う。個人的には、ユニバーサルデザインは、もし使えるようなものにするには、更に斬新敵なコンセプトと機能が必要となると思ったが、Bouroullec兄弟のセミナーでは、デザイン開発のお話が大変興味深かった。印象深かったのは、

1.デザインはいつも会話から始まる。
2.従来の手法から離れる。
3.全く新しいモノを創る時には、原型に目をつける。
4.人が自分の育ってきた文化と動きに反することなく動けることが大切、等。

お二人が初めて試みた家具のデザインに関しては、

1.物理的な壁は心理的な壁を増長する傾向があり、旧態以前のオフィスにはたくさんの「壁」があり、それらの壁は多くの資料をもたらす。
2.旧態以前のオフィスは機械的になってしまっていて、フレキシビリティがない。
3.考える前に動かせるということが大切。
4.個々が自分の空間をつくる、等。

セミナーの質疑応答の際、イノベーション、デザインについての質問が全く無かった。(私が辛うじて、日本で次にやってみたいプロジェクトはどんなものですか?と質問した位。)デザイナー、建築士、色々な方達が参加していたというのに・・・。思っていたら、是非そのような思いをシェアして頂きたかった。イノベーションの目利きはどこに?

あったコメント、質問というと、

「このシステムは、日本には向いていないのでは?」
「Vitra社はなんらかの問題解決のためにデザインの委託をしたのでは?」
「このシステムは、どんな所に置くイメージなんですか?」

フレキシビリティと、新しい働き方と相反するような質問。今度このがっかりを吹き飛ばすようなワークショップを開催して、イノベーティブなオフィスについて話し合える人達を集めよう。

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