昨日のエントリーの続きになりますが、気づき、学びは菅生さんの質問から始まった。主に代表者の方とああだ、こうだと色々とお話していて、「どうですか、この時点でご質問、コメント等ありますか?」とお一人づつに声をかけた所、菅生さんからバババッと出た。
そこで、「ワークプレイスをこの形にするまでどの位かかりましたか?」という質問が出た。本物の場創りをするにおいてとても大切な事だ。それは、グループの代表者ではなくて、現在末端で働いていらっしゃる方からの質問からの学びだった。
現場の観察が大切だとわかっている。ユーザーの思いを形にすることによって新しいものが創りあげられるという。かっこよくイノベーションだ、アフォーダンスだと言っている社員が、その言葉の本当の意味が解っていないとグループの代表者は言っていた。『五輪書』の解説にあった。経験に基づいた自分の言葉で話さなければ迫力に欠ける、と。
かっこよくなくても、質問も、答えも、自分の経験からの、自分の言葉で話そうと思う。経験がなければ、単に流行の言葉や、偉い人の言った言葉を真似るのではなく、素直な気持ちから話せば、相手にも学びがあるのだと思う。