A belated Happy New Year! I wish you a year full of challanges and conquers.
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。あなたにとってチャレンジと制覇の一年になりますように。
元日は姑が朝からはりきって伝統的なお雑煮を作ってくれた。子供が食べるバージョンのおせち料理の一日の後、今日は私のお料理当番。昼は米国の伝統的(?)なチキン・ヌードル・スープ。夜は蟹キッシュとサラダとバケット。今キッシュが焼きあがる所を待っています。大体の日本人がキッシュの材料を見て頭がクラクラする。生クリーム、卵、バターの量が半端じゃないから。通常私が料理をする時は、めんどくさがりやだから、夫と子供達に手伝わせる。でも今日は一人で作った。一人で作ると、しゃべらない。いつもだと料理中皆としゃべりながら作っているなあ、と思っていたら、4年前のあるアメリカ中小企業の場創りケーススタディを思い出した。
中西部にある中小企業のITサービス会社。それでもマーケットシェアは米国トップ。3年以内に世界のトップシェアを取るという目標をもっていた。場所が場所だから、優秀な人材確保は大変。そうだよなー。日本でもIT関係をやっている会社に入社するなら、独身だったら都会が良いだろうなあ。その会社は、優秀な人材無しでは会社の繁栄は無いと判断し、人材確保と保持活動のひとつとして場創りを見直した。
インフォーマルなコミュニケーションの促進とちょっとした話の発展のために、4年前では大変画期的だった本格的なカフェエリアや、あらゆる場所にホワイトボードが設置されていた快適な窓際の通路エリアがつくられた。そして、その企業でユニークだった場所は、役員会議エリア。役員会議室は平面図上何の変哲もない大会議室。でもその隣にそぐわない大厨房があった。このサイズの役員会議室での食事準備をするとしても、大きすぎる、立派すぎる厨房。でもそれには理由があった。実はこの会社、まだスタートアップの頃から役員達が集まって料理をしながら色々と話し合うという習慣があった。厨房はそのためだった。野菜を切ったり、肉をグリルしたり、食器を洗ったりしながら一緒にすごす時間を楽しみ、また楽しみながら日々の現場の話ももちろん出る。この会議室と厨房ができてから、役員達は時には社員を、時にはクライアントを招待して手料理でもてなす事も始め、ごく自然な形でコミュニケーションの輪が広がった。
このケーススタディに4年前初めて出会ったときは、私はただ通訳をしただけだった。今考えると、企業としての姿勢、役員のリーダーシップ、社員の思い等をまとめ、場として表現した優れた場創りだった。会社として下り始めていた時ではなく、昇るために場を一手段として使った経営方針だった。
良いケーススタディからは、いつまでも学ぶ事は多い。
このエントリーでは「良いケーススタディからは、いつまでも学ぶことは多い。」と書き、1月7日のエントリーでは、「Japanese companies obsessed with search for case studies」と書いた。
Maybe I should ellaborate myself on them. I feel good case studies are helpful when one studies good many cases. From my experience, major Japanese companies have to have case studies to convince their bosses. Instinct and gut feelings don’t go far, at least about workspaces.
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