旅と仕事は似ている。どんなに研究していても、実際にそこに行かなければ、思い出は作れない。小さな冒険でも、自分で行きたいと思った道に入ってみる。海辺を散歩しようと思った。でもそこは昨日行った場所だから、今日はそばにあった不思議な、でも美しい建築のところに行ってみようと思い、そちらに歩いていった。建築物は非常に魅力的だった。でも、そこで開催されていた沖縄離島展示会は、とても楽しく、素晴らしいものだった。最初は、ちょっと違った道を行ってみようと思いつき、道をそらせてみただけ。振り返ってみると、それは素敵な冒険の始まりだった。
レンタカーに乗っていた。子供達がボーリングをしている間に夫は私をホテルに送ろうとしていた。途中でフリーマーケットを通り越した。そこに行くためにUターンしてみると、通り過ぎた小さな道理の突き当たりに、ちらっと目を引く記念碑のようなものが見えた。フリーマーケットの帰りにそこに寄ってみた。とても楽しい海岸エリアで、沖縄本島でも有名な地域の一つだということが行ってみて分かった。あの時フリーマーケットのためにわざわざUターンしなければ、そして記念碑のところに行ってみようと思わなければ、実行しなければ、今日そこで過ごした面白く、楽しい体験はなかった。又、ガイドブックなどを読みつくして来たのであれば、それは本の指示に従うだけの旅行だった。でも、準備は必要だけれど、最低限で良いのだ。