会社が個人に与える影響

日経BPビジネスイノベーターの2004/08/31の記事に「古い価値観を捨て、新しい自分に生まれ変われ!~プレス・オールタナティブ・グループ代表 片岡 勝 氏(その1)」というのがあり、何となく読んでいたら、最近私が思っていたことそのものだったので、嬉しくなった。 片岡氏は、会社にぶらさがるのも、そこで自己実現しているのであればいいんじゃないの?という事だったが、私もそう思う。そもそも皆が同じことを目指し、実践したら、バランスが悪くなり経済なんて成り立たない。建物をたてるにも、全体を設計する人、土地をならして穴を掘る人、水道工事をするひと、電気の配線をする人、建物を組み立てる人、それを全部監督

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その4

フリーアドレスオフィスの事例 つい最近オラクルや富士通ソリューションが大規模のフリーアドレス制度を取り入れてやっているようですが、私の知っている限りショールームや自社のサービス、商品をアピールするためのワーキングショールーム的な場所で無い限り、フリーアドレスは素晴らしい!と公表している企業はないような気がします。そういえば5,6年前にJR東日本かどこかがフリーアドレス制度を取り入れてニュースになりましたが、あの後どうなったんでしょうね。何でもそうですが、新しいものや制度はニュースとなり騒がれますが、それが不評や失敗に終わっても、ニュースになった後どうなったかはしっかり調べない限り分かりません。

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その3

フリーアドレスオフィスのメリットとデメリット メリット 1.初期投資を短期間でスペースセービングにおけるオフィス・レントで吸収できれば、経費削減で利益を上げることができる。 2.景色が良い席、アクセスの良い席、静かな席などが独り占めされないで、皆時にはそれらの席を楽しむ事ができる。 フリーアドレスオフィスのデメリット 1.Y世代(25歳以下)の社員であれば、あまり影響は無いかもしれないが、特に中高年の人間にとっては、自席が無くなることは大きな精神的なインパクトがある。日常の会話の中でも会社を辞めさせられるというのを「席が無くなる」という位だ。このような心理的、社会的インパクトをオフセットするケ

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その2

企業でフリーアドレスを機能させる要素は? 1. リーダーシップ(社長、部署責任者等)がフリーアドレスの目的を把握し、それを全面的にサポートしている。 2. フリーアドレスを導入する前に社員達が自分たちで納得するようなソフト面での考慮を十分に行う。(ユーザー社員達を集めての何故フリーアドレスなのかと納得してもらうためのワークショップ、本格導入前のテスト期間、フリーアドレス導入前のユーザーに対する使用方法のコーチング等。) 3. IT(構内PHS、ノートパソコン、電源、LANアクセス)が十分に揃っている。 4. 収納(書類、資料、文房具)にアクセスしやすい状況である。又個人収納の場が与えられている

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その1 

先日フリーアドレスのオフィスについてお話する機会を頂いた。自分の大好きなトピックでもない限り、こういう機会が無いと、知っていることを外に出すことはないので、人のお役に立てそうな内容なんだろうなぁ、と思ったので、ここに書くことにした。 3回に分けてエントリーしますが、今日はその1回目。 フリーアドレス制のオフィスとは何か? 従来型の一人が決まった席で毎日仕事をするのではなく、ある一定の社員数に対し、その何十パーセントかを削減した席の数で、社員がその時開いている席で好きな所に座り、仕事をするオフィス。 因みに、一つの席を朝夕などと時間を割り当てて2人が使ったりすることをデスクシェア、使いたい席を事

ディスカションセッション

   東急建築社で行っている無線LANに関するコンサルティングのお話を聞いて、面白い角度からお仕事をされていると思ったので、早速思いついた数人の方々に声をかけて、その方たちとセミナー・ディスカッションを行いました。 8月4日にスチールケースワークライフショールームに東急建設社を含め8社から15名集まりました。メンバーは経営コンサルティング、ウェブ戦略、IT部、総合ソリューション販売、経営システム、総務、ファシリティ・マネージャ、商品デザインなど、異なる業界の異なる分野の方たち。当日の目標は、無線LANに関するお話を聞いて、自分の立場からであれば、どのようにビジネスを発展させるか?という案を出す

キャッチフレーズ

朝聴くチャンバーミュージックは、特に人の少ない場所で聴くと清々しい。今私が座っている3階の席からは、広尾の交差点が見えるので、良いビジュアル的な刺激になる。携帯でメールチェックをしていたら、メルマガのヘッドラインでイノベーションというキャッチフレーズが目に付いた。また、だ。私がイノベーションというキャッチフレーズに気がつくようになってから2年ほど経ったと思う。 流行とは面白い。多くの人たちが瞬時に熱く語り合えるトピックを与えてくれる。私もイノベーションというキャッチフレーズを使ってずいぶん色々な人たちと話をしてきた。でも、イノベーションというトピックで入っても、それぞれの企業の状況はまったく違

職場環境が悪ければ

「職場環境の良し悪し、つまり会社で働くということ全体の質を、従業員が何に着目して判断しているのかは、産業心理学者のあいだでは以前から良く知られている。フレデリック・ハーズバーグの説にもあるように、環境がよくても目覚しい業績が上がるとはかぎらないが、環境が悪ければ、まず間違いなく業績は下がっていく。」 カール・アルブレヒト、『なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか』 より

IDEOと京セラの共通点

2年ほど前にIDEOの経営システムを知ってから、自然の法則と合った経営システムだと思っていた。先日稲盛和夫氏の実学:経営と会計を読んでいたら、京セラが根本的にずっと以前からIDEOと同じ経営システムで運営しながらも、あそこまで大きな会社に育ったという事を知って、たまらなく嬉しくなった。 私は京セラが急速に成長して大きくなっていく組織を事業展開に合わせて小さく分割し、各組織が一つの経営主体のように自らの意思により事業展開ができるようにした。これがアメーバ経営とよばれているものである。各アメーバはそれぞれがプロフィットセンターとして運営され、あたかも一つの中小企業であるかのように活発に活動する。そ

場創りと料理

面白いことを言われた。「須田さんって料理を作って食べたい人なんですね」、と。それに対し、私は「料理を作って食べて元気になって欲しいんです」と答えた。場創り、チェンジマネジメントはこれだと思ってる。レシピを売っている会社は沢山ある。それを買って満足する人たちがいる。でも本当に意味のあることをするには、レシピ+料理のコツ(レシピだけでパンがふっくらと焼けることは無い)で美味しいものを作り、それを楽しく食べて、体を強くする。そして元気にやりたいことをやってもらう。そこまで考慮して仕事をしていきたい。