フリーアドレス、ホットデスク、ホテリングの測定:使用率

面白そうな場創りの話は、すぐに実行してしまう友達と昨日会って、また一緒に盛り上がった。彼は、建物を建てる、またはビルを改装して主にオフィスを作っている。そして、現時点では、その作ったものの効果を測定することについてリサーチをしているとの事だった。 色々と話したことろ、ホットデスクやフリーアドレス、ホテリングで測定として意味があるのは、使用頻度だという結論になった。仕事の時間短縮に関しては、基のデータがしっかりとしたものでなければ意味がない。満足度も基の質問事項とデータがきちんとしていなくてはならない。使用頻度であれば、入居後のデータをまじめにとっていれば、分かりやすい。使用頻度が低く、空席が多

ワークプレイス建築の実態

ワークプレイスは誰が設計しているか見えにくいと仰った方がいた。確かに。デザイン設計事務所さんが入っていても、そこは受付だけやって、居室は家具屋さんが全てやっていることが多い。居室の大半がオフィス家具(デスク、収納)になる訳なので、それは自然にそうなってきたのだろう。フォローアップとしても、家具屋は人が増えた際のデスクや、収納の追加注文やレイアウト変更の依頼を頻繁に受けるので、いやでもフォローアップしなくてはならない。しょっちゅう会っているから、ついでにPMもお願いとか、移転の手配も受けて欲しい等、色々と経験が豊富になっている。その点最近までは、ほとんどのデザイン設計事務所さんは作った後はフォロ

ワークプレイス改革の目的

自分の仕事のフォーカスが移っていくという事を認識すると、失敗を続けているから変わらなくてはならない、という事にたどり着いた。ここ4年間ほどのオフィス創りのコンサルティングは、「ワークプレイス環境を変えれば人が変わる、ビジネスが変わる」という目的に基づいてきた。そんなことはできない、という答えがでているのにこれ以上それを目的とするのであれば、単なるダメなコンサルタントでなく、ペテン師コンサルタントになってしまう。 だから、今まで私が手がけてきたワークプレイス創りの事例は、「ワークプレイス環境を変えれば人が変わる、ビジネスが変わる」という観点からいうと、みごと全て失敗だった訳だ。色々なプラスの効果

仕事の思いの共有

一週間程前に、いきなり電話で「ちょっと今時間空いてます?」と聞いてだめだったけれど、今日懲りずにまた電話を入れたら、ラッキー!タイミングよく会えた。私の大好きな同業者。 話していて、私達って同じペースで同じ方向に進んでいるという事が分かった。4年程前は場が人を変えると信じていたから、そのような仕事をした。3年程前から、人の要素が圧倒的に高いという事に気がつき、場を変える前のコーチングを始めた。そして今は2人ともあまり物理的な場創りには力が入らなくなって来ていて(それはプロセスを踏んで良いデザイン設計事務所、PMに任せよう!)、未だにタイミング的には場作りの前に入っているけれど、フォーカスしてい

お見合い

場創りのプロジェクトでプロジェクト・マネージャとデザイン設計事務所選びのためのお見合いの写真選びのような感覚で,書類選考を行った。同じ資料と、同じ説明会に参加された6社だが、提出された書類で、会社の文化や考えがよく見える。一社はプロセスが非常にキチンとしていて、説明も丁寧だったが、求めている成果について全く具体的に触れていなかった。一社は、ノウハウの部分はほとんど見せないで、契約にこだわっていた。一社は簡潔にプロセスと成果について語っていたが、成果は金額よりだった。 書類選考の後は、プレゼンテーション、その後面談。よくこのようなパートナー選びでは、一括の最低限の情報に基づいて各社にがんばっても

国民性: 思い込み

昨日のエントリー、「国民性」で書いた: 何百年経っても国民性というのは中々変わるものではない。だから、職人的気質の人口が比較的多い日本では、世界に向けてそれに合ったビジネス展開というのが、働く側も、利益を上げたい側もハッピーなのだろう。 今日失敗学で読んだ: 「うちの組合は、ずっと中国からの研修生を受け入れてきました。それで先日、組合の連中が招かれて中国に視察に行きました。うちで育った若者たちと逢うのが楽しみでした。行ってびっくりしました。なんとそのうちのひとりは、従業員3千人の大XXX工場の工場長になっているではありませんか。」  中国が、産業の基礎であるXXX造に、どれほど力を入れているか

国民性

職人学を読み、色々と考えていたらふと現在の中国の状況の事が頭に浮かんだ。 世界の工場としての中国の注目のされかたは半端ではない。でも職人の技能がモノ創りの基礎であれば、高品質の商品は良い職人のいる場所で無い限りできないのではないだろうか。日本の職人が海外に技術指導者として出て行っているという話は以前どこかで読んだ。それが海外に根付くのだろうか?文化的、国民性はどれだけ結果を左右させるのか?大量生産で出す商品って、今騒がれているほど世の中あるのだろうか? 何年か前にBasukeさんから聞いた国民性を物語るジョークが気に入って、今でもよく使っているのがある。飛行機の非常口に客に座ってもらうために、

現場から学ぶ

hirocさんからご紹介頂いた(hirocさん、感謝!)職人学を読んで、今まで私が散々お世話になってきた職人さん達のことを思った。 カーペットタイルの営業をやっている時に、売った物件にカーペットタイルの工事が入る際必ず現場に行った。カーペット施工の職人さんたちに支持をする立場になり、そこで初めて図面と現実の差を知った。ショックだった。何故こんなうそっぱちの図面で仕事をさせるのか?これが当たり前の世界だということは分かったけれど、今でも何故入った人が怪我をしたりしなければ、現場で色々と不都合があっても設計者、デザイナーは許されるとかいうのが不思議だ。いい加減に商品を作っているメーカーも。それを売

インターネット社会でも仕事が染みる

以前持っている本のお気に入りを全て読み返したいと書いたが、それを今実行している。現在読んでいるのは、Michael LewisのNext: The Future Just Happenedだ。この前のエントリーで仕事が染みるということについて考えたが、インターネット社会ではそれの正反対が起こりやすいようだ。ローティーンのIQの高い子供達が、見よう見まねでロジックを学び、大人のプロレベルの仕事を見事にこなす。それが起こっているような分野(投資、法律、音楽物流等)は、よく考えてみると元々ちまたにそれらの知識が出回っていない不透明なもので、今はその不透明さを迂回することができるのかもしれない。だから

仕事が染みる

テレビで小川三夫氏のインタビューを見た。最初の反応はわぁ、小川氏もこんなに年を取ったんだ!ということ。『木のいのち木のこころ』を読んでいたから、どうしても本の中にあった写真イメージがずっと残っていた。 『天』は何度も読み、『地』と『人』は一度づつ読んでいるので、小川氏のインタビューはあまり一生懸命見ていなかったような気がする。後から考えるともったいないことをした。人の話の中からは必ず学びがあるのに。ましてや小川三夫氏の話だったのに・・・。 でも、なぜか今朝昨日のインタビューの一部が思い出されて、それが私にとって何の意味があったか分かったとき、空一面の暗い雲が分かれて、太陽の光がぱぁっと差したよ

エアコンの必要無しの時期

今子供部屋兼私の仕事場の6畳の部屋で仕事をしている。過去2週間ほどここが私の一番のお気に入りのパソコン作業の場。でもここで快適に作業ができるのは、長くてあと2ヶ月だろうか。 この部屋にはエアコンが入っていない。冬であればモバイル(?)電気暖房を引きずり込んで何とかなるが、夏は扇風機を回しても暑さはどうしようもならない。 結局人間って自分のいる状況を見極めて工夫していく人が沢山楽しめるのだ。家で楽しく仕事をしたければ、 家族状況: 一人で暮らしているか それ以上で暮らしているか なんでも口に入れてしまう小さい子供がいるか 受験生がいるか いたずらっ子がいるか ネットアクセスをする人間が何人いるか

ブランドの効果

ここ3,4年、私はナイキがお気に入りだった。購入先は横浜市内のスポーツ・オーソリティか、US出張の際のショッピング・モールやアウトルック・モール。元々スポーツカジュアルが私が一番「らしく」できるスタイルだったし、ナイキのシンプルでもちょっとおしゃれなデザイン、抜群の着心地、高すぎるということはない価格等が普段着にナイキを買っていた理由だ。 お気に入りだったという過去形を使っているのは、2,3ヶ月前からもうナイキは買わないことにしたから。理由はいたって単純。この頃東京周辺で40代、50代の品のよさそうな方々がナイキを着ているのをよく見かけるようになって、私にとって今やナイキはそれがブランドイメー

視野を広げる

こうやってもう一年以上Blogを書き続けているけれど、ここ数日間で色々と浮上してきた思いがある。 そのきっかけは数日前の「愉快な仲間達」の集いだったかも知れないな。Swgさんと島崎さんと教育について熱く議論していた時、「ずーっと引いて物事を見ると」と言った自分の発言が始まりだったのかも。 ずーっと引いて見ると、このBlogをワークライフと呼びながら、一般オフィスワーカーのワークライフだけしか語っていない。工場での仕事、建築現場での仕事、エンタテインメントでの仕事、専業主婦としての仕事・・・。生活を営むための手段とする仕事なんて色々ある。生活をするにあたり、全てにつながりがある。だから、これから