まずやってみる

期待していたプロジェクトが中々前に進まなくてもう一ヶ月。体調に支障を起こしてしまった自分にやっと気がついた。ちょっと前であれば、自然ダイエット効果と喜んでいただろうけれど、こういう状況が1ヶ月以上続いた後には大体熱を出したり、数日寝込んだりする自分が分かっているので、根本的にプロジェクトを見直したり、仕事、プライベートの全体優先順位を再確認することに2日間の間だいぶ時間をかけた。そんな中、2002年10月28日に、クライアントに送った下記の私のメールが目にとまった: IDEOのケイツ氏が言っていた、標準的なワークスペースは標準的な アイデアしか生み出さないということ、富士ゼロックスの小林会長が

可能性を広げる

子供の遊びの世界を見ていると、大人の世界が分かってくる事がある。先日三男のかんたの他の子供との出会いと遊びかたを見ていて発見があった。 久しぶりにかんたと私二人でプールに行った。最初は私に見て、見て!と色々な”技”を見せて楽しんでいたけれど、それに飽きてから一人で遊び始めた。午前中だというのに、暑い週末だということもあり、プールは沢山の人で賑わっていた。そこでひときわ騒がしい子供達3人が目立っていた。走り回り、飛び込みまくり、ばしゃばしゃと本当に楽しそうだった。一番上の子は中学3年生ぐらいだったと思う。監視員数人の目が光っている中、上手く怒られない程度に遊んでいた。ルールとしてはプール際では

ナレッジ・マネジメントは衰退したか

久しぶりにナレッジ・マネジメントそのものについてディスカッションした。大企業で長年最先端の総合的なモノづくり(デザイン、ブランド、製造管理)を実践し、ヒット商品を出してきた方とのお話だった。 何故ナレッジ・マネジメントの考えが衰退してきたか?議論をするうちに、今まで自分の中でもやもやとしていた考えがまとまっていった。 ナレッジ(知識)は生活をするにも、仕事をするにも不可欠だ。ナレッジ無しでは人はなにもできない。企業においてもナレッジ無しでは何もできない。私はナレッジ・マネジメント事態は衰退しているとは思わない。その言葉自体は比較的新しい(何百年という歴史はない)けれど、ナレッジ・マネジメントは

アトランタで

IFMAのアトランタ支部からラウンド・テーブル・ディスカッションだけで招待されるなんてバケーションだ!なんて思ったのはつかの間だった。大切な時期のプロジェクトにフルでリモートで関わりながらだったので、結局3年ぶりぐらいの4日間1日24時間稼動の出張となった。 前回のエントリーで、アトランタの状況を見てくるのが楽しみ!と書いたが、簡単には次の印象があった: 1.無線LANは、少なくとも私の泊まったホテルでは一日10ドル弱で使い放題というセッティングだった。めちゃくちゃ助かった!今のIT社会のあるべき姿だと思う。例えば東京駅前の今年レノベーションされた丸の内ホテルは、確かビジネスホテルの位置づけ

本当に成果を上げた人たちが書いた本

あー、実績を上げたい!成果を出したい!!どうすれば良いんだ?! と騒いだところで、自分がずっと強く、強くこうしなければならない、と思っていることがなければ本物の実績や成果を上げることはできないようだ、と最近更にそう思わせるような本を連発して読んでいる。A Beauthiful Mindも、世界に認められたい!と根本的に強い願望を持っていたJohn Nashだったからこそノーベル賞を受賞したと思う。Joe Girardは、自分は父親は間違っていたと証明してやる!という思いと、セールスマンに騙されて大変な被害を受け、セールスマンとしての社会的責任を強く感じているからこそギネスブックに載る12年連続

ディスカションセッション

   東急建築社で行っている無線LANに関するコンサルティングのお話を聞いて、面白い角度からお仕事をされていると思ったので、早速思いついた数人の方々に声をかけて、その方たちとセミナー・ディスカッションを行いました。 8月4日にスチールケースワークライフショールームに東急建設社を含め8社から15名集まりました。メンバーは経営コンサルティング、ウェブ戦略、IT部、総合ソリューション販売、経営システム、総務、ファシリティ・マネージャ、商品デザインなど、異なる業界の異なる分野の方たち。当日の目標は、無線LANに関するお話を聞いて、自分の立場からであれば、どのようにビジネスを発展させるか?という案を出す

学生の勉強のしかたと将来の働き方

人は聞いたことを忘れ、見たことを覚え、経験したことを理解する。私たちは、働き方に関してはどう理解しているのだろうか?今の大企業での働き方の多くは、学校で経験したやりかただ。自分の席に座っていて、支持があるまで動いてはいけない。いらないことをすると叱られる。特に明治維新以降日本では、感受性の強い年代のほとんどの時間を学校、座学の勉強で過ごしている。 私はちょくちょく広尾のスターバックスで仕事をしているのだが、先日初めて朝そこで仕事をした。隣の席では高校生の女の子が勉強をしていたが、ここは近所の学生に勉強部屋、ラウンジとして使われているらしく、その子の知り合いが出たり入ったりするたびに挨拶をしたり

無線LANコンサルティング

日経BPのメルマガで、東急建設社の新しい無線LANに関するITコンサルティングの記事を読み感銘を覚えた。その数日後、東急不動産の方とあった際にその話をして、紹介して頂いた。担当者の中村氏とお話してみて、イノベーションだなぁ、と思った。元々電車関係で培ってきた知識を、無線LANの方で活かしたコンサルティングで、今無線LANを取り入れたいけれども、セキュリティやその他の問題にどう取り組んで良いかわからいので、とりあえず無線LANはオプションにしていない、というような企業に必要なサービスだと思う。私も自分であちこちで無線LANを使っていて、無線LANはもう私にとって新しい便利なものではなく、当たり前

結果を出すための仕組み

塩野米松、『木のいのち 木のこころ:人』 鵤工舎の若い連中だけで塔が建つというのもそういうことだ。道具をちゃんと研いで、言われたとおりに素直に、やっていればいい。それをわかったふりをしたりされるとだめだ。そうすると、勝手にまげてつくるかもわからんし、自分勝手に思いこんで変えてしまうこともあるからね。だから、職人ばかりを集めてやると仕事がばらばらになる。職人というのは腕がいいんだから、はたから見るとまとまるなと思っても、それは違う。みんな俺はこういうふうにやりたいとか、俺はこれだけのことをやりたいとか、というふうになると途中で肝心なことがみんな抜けてしまう。そういう意味では、素直に自分の与えられ

場創り、チェンジマネジメントワークショップで学んだこと

今回は、早稲田新庄の近辺への出張だった。そこで開催したワークショップで学んだこと 新社屋居室環境創りと、新社屋移転に伴うチェンジマネジメントが目標のワークショップを6時間、2日に分けて行った。まずは本社の方が、約70人程の聴取者に対し新社屋についての全体的なプレゼンテーションで説明し、その後ディスカッションという形で質疑応答を行った。私はプレゼンテーターの方が、「質疑応答というよりも、ディスカッションにします」と言ったとたん心配になった。典型的な大企業の説明会のセッティングで、役員、部課長が前に座り、前の席の3列ほどはがらがら。後ろの方にスタッフの方々が詰めて窮屈そうに座っている。ずいぶん大人

集中して考える

先日新社屋ワークプレイス創りの社長インタビューで色々と興味深いお話しができた。この世では、北風も太陽も必要だ。社長も両方のタイプがいて、面白い。 その企業の社長の話で私にとって新しい視点だと思ったのは: 1.設計は一日3分間集中することができれば成果を出すことができる。 2.集中なんてどこででもできる。設計は現場の集中できるが、現場に席を移してしまうと、頭のきりかえができなくなる。 3.会議室は、話し合う場所と捕らえるのではなく、周りに迷惑をかけずに話せる場所として捕らえる。話しはどこででもできるが、会社の中では他の作業をしている人たちが周りにいるわけだから。 集中して考える。多くのメーカーが

自分でつくるワークプレイス:ビジネスカジュアル

場創りと、自分の人生は自分の責任ということを結びつけるのは極端かもしれないけれど、さらに極端な関連付けを提案します:ビジネスカジュアルの服装と、自分の人生は自分の責任というもの。 場創りをして進んだオフィスデザインにしても、後で訪問して人と空間がなじんでいない所がある。何が一番の外観の要素かというと、それはそこにいる人たちの服装だ。最先端の働き方を実行しているオフィスの風景を雑誌等の写真で見ると、そこにいる人たちは必ずと言って良いほどビジネスカジュアルの服装をしている。それは、そこにいる人たちが、自分達で選んだ服を着て自分達の選んだ働き方をしているケースが多いからだと思う。 カラフルな、曲線を

国民性: 思い込み

昨日のエントリー、「国民性」で書いた: 何百年経っても国民性というのは中々変わるものではない。だから、職人的気質の人口が比較的多い日本では、世界に向けてそれに合ったビジネス展開というのが、働く側も、利益を上げたい側もハッピーなのだろう。 今日失敗学で読んだ: 「うちの組合は、ずっと中国からの研修生を受け入れてきました。それで先日、組合の連中が招かれて中国に視察に行きました。うちで育った若者たちと逢うのが楽しみでした。行ってびっくりしました。なんとそのうちのひとりは、従業員3千人の大XXX工場の工場長になっているではありませんか。」  中国が、産業の基礎であるXXX造に、どれほど力を入れているか

国民性

職人学を読み、色々と考えていたらふと現在の中国の状況の事が頭に浮かんだ。 世界の工場としての中国の注目のされかたは半端ではない。でも職人の技能がモノ創りの基礎であれば、高品質の商品は良い職人のいる場所で無い限りできないのではないだろうか。日本の職人が海外に技術指導者として出て行っているという話は以前どこかで読んだ。それが海外に根付くのだろうか?文化的、国民性はどれだけ結果を左右させるのか?大量生産で出す商品って、今騒がれているほど世の中あるのだろうか? 何年か前にBasukeさんから聞いた国民性を物語るジョークが気に入って、今でもよく使っているのがある。飛行機の非常口に客に座ってもらうために、