以前持っている本のお気に入りを全て読み返したいと書いたが、それを今実行している。現在読んでいるのは、Michael LewisのNext: The Future Just Happenedだ。この前のエントリーで仕事が染みるということについて考えたが、インターネット社会ではそれの正反対が起こりやすいようだ。ローティーンのIQの高い子供達が、見よう見まねでロジックを学び、大人のプロレベルの仕事を見事にこなす。それが起こっているような分野(投資、法律、音楽物流等)は、よく考えてみると元々ちまたにそれらの知識が出回っていない不透明なもので、今はその不透明さを迂回することができるのかもしれない。だから
Category: ワークスタイル
仕事が染みる
テレビで小川三夫氏のインタビューを見た。最初の反応はわぁ、小川氏もこんなに年を取ったんだ!ということ。『木のいのち木のこころ』を読んでいたから、どうしても本の中にあった写真イメージがずっと残っていた。 『天』は何度も読み、『地』と『人』は一度づつ読んでいるので、小川氏のインタビューはあまり一生懸命見ていなかったような気がする。後から考えるともったいないことをした。人の話の中からは必ず学びがあるのに。ましてや小川三夫氏の話だったのに・・・。 でも、なぜか今朝昨日のインタビューの一部が思い出されて、それが私にとって何の意味があったか分かったとき、空一面の暗い雲が分かれて、太陽の光がぱぁっと差したよ
視野を広げる
こうやってもう一年以上Blogを書き続けているけれど、ここ数日間で色々と浮上してきた思いがある。 そのきっかけは数日前の「愉快な仲間達」の集いだったかも知れないな。Swgさんと島崎さんと教育について熱く議論していた時、「ずーっと引いて物事を見ると」と言った自分の発言が始まりだったのかも。 ずーっと引いて見ると、このBlogをワークライフと呼びながら、一般オフィスワーカーのワークライフだけしか語っていない。工場での仕事、建築現場での仕事、エンタテインメントでの仕事、専業主婦としての仕事・・・。生活を営むための手段とする仕事なんて色々ある。生活をするにあたり、全てにつながりがある。だから、これから
メッセンジャーは便利なコミュニケーション・ツール
CNETで、「大学サークルの新歓活動もメッセンジャーで」という記事が眼に留まったので読んでみた。近未来に一般的になりそうなITベースコミュニケーションの話で、ビジネスだけではなく、@ホームでもこのようになっていくのだろうと思った。ビジネス・プロジェクトの進め方も、日中主婦にかかってくる勧誘電話などの一般消費者向け勧誘セールスも、つい数年前とはずいぶん変わってしまうのだろう。 それにしてもブロッグベースのあらゆるビジネスニュースサービスの成長は著しい。私の場合、ちょっとでもネットサーフすると、その豊富な情報に圧倒される。麻布の静かな住宅エリアからトラック、車、バイクがびゅんびゅん走っている六本木
F2Fコミュニケーションを最大限に活かすためのIT
ITはフェイスツーフェイスのコミュニケーションの支障となるに、島崎さんから面白いコメントを頂いた。「世界最高のコミュニケーション媒体である「F2F」を最大限に活かす為に、それ以外の無駄な動作を節約する、という意味でIT」と言っている。まさしくそれだと思う。 先日IT全く無しの入札説明会を開催した。紙をパラパラ、ホワイトボードにシコシコでしたが、快適でスピーディ。良い質問も沢山あり、次回もIT無しかな、なんて思った。インタラクションを必要とする人が沢山来る集まりでは極力ITは持ち込まないようにしようと思っているが、F2Fを活かすための準備として、ITを段階的に考えられる。 blog、ウェブソーシ
やりたい仕事をやる
スチールケースを卒業して、しばらくインディペンデント・コントラクターとして働こうとしている。どこそこから噂をききつけて電話がかかってくるのは嬉しいし、有難い。ついつい興味はないけれど、時間的にフィットするし、収入も不安定になるから、受けちゃえ、と思って受けてしまった仕事がある。 でもこれがいけないんだ!と反省している。最初からこうだと、結局スチールケースで大好きだった仲間や、結構面白かった仕事を後に独立した意味が無い。私は何がしたいか。ビジネス上の助産婦みたいな仕事をしたい。自分たちの持っている才能、商品、アイデアを世の中に出したいと、独立して自分の信じている道を進んでいる人達が、ビジネスの世
KNN Night ソーシャル・ネットワーク・ビジネス・セミナー
英語で感性的にエントリーしましたが、日本語でローカルの友人向けにもう一度。でも人の社会的行動ばかり気になる私は、あまりソーシャルネットワークの全体論について書けないので、それを考慮して読んで頂きたい。 セミナー主催者であり、ファシリテーターである神田さんの赤いベルサーチの裏地とリープHDの張地が同じヒョウ柄だったのが、個人的に楽しかった。スチールケース・ワーキング・ショールームに集まった方々は、この間Blogセミナーに集まった方々と雰囲気が全然違ったので、これまた面白かった。松永真理氏の「Iモード事件」にあった場面を思い出した。松永氏主催の集まりで、ギョーカイ友人達が、松永氏のビジネス同僚につ
ビジネス論対経験
昨晩5年ほど前からお付き合い頂いている、ビジネスの第一線で活躍されている人気者の先生(と私は勝手に思っている)とお会いした。久しぶりにゆっくり会って頂いたのだけれど、マージャンで勝つ秘訣の話からビジネス論まで、相変わらず面白いお話をたっぷり聞かせて下さった。 何のお話をしていても、刺激があったけれど、特にビジネスの研究と実践の違いの話には同感した。ビジネスを分析するにあたり、研究者によって色々な分析や方法論が語られるけれど、それは結果を説明する手段であり、それを使ってビジネスを実践しても成功はしないという話だった。 その話をして思ったのは、人を組み合わせる事によってできる組織は、部品を組み合わ
こんな時代だから・・・
今大変な時代ですよね、と私はよく言っていると思う。それについて思った。過去に大変じゃない時代ってあったのだろうか?いつも誰かが、何かが大変なのではないだろうか?変なのではないだろうか?こう思い始めると、世のため、人のためと気負っている自分を見て、なんだ、自分が好きでやっているのに、人のためにやっているという理屈は押し付けてるよなぁ、と思った。 時差ぼけでハイになっているところで2時間一人で黙々と山道を散歩し、その後大苦手のヘアピンカーブ連続のドライブコースをギュンギュン長い時間走っていたからこんなことを思ったのか。
音楽家の働き方
先日きちんとかっこいいコーチからNew Orderの音楽をご紹介頂いた。今日仕事をしながらRetrospectiveを聞いていて、どんな人たちなのかなぁ、と興味が湧き、ウェブで調べてみた。 BBCでNew Orderについて面白い豆知識があった。それを読み、Joy Divisionとしてのバンドの頃Ian Curtisというリードボーカリストが自殺で亡くなり、その後残されたメンバーでNew Orderを結成し、新しいメンバーを向かえ、音楽のスタイルを進化させ、後グループバンドというある意味での組織にとらわれず、個々として、グループとしても音楽家である自分達の技を追及しているということを知り、感
権限
保育園の保護者役員会に参加した。必要事項を終わらせた後、子供を生み育てて初めて自分の仕事を本当に知ることができる、という話で盛り上がった。 一人のお母さんは栄養士。子供を育てる身になって、自分の知識が役に立たないということに愕然としたという。例えば子供が病気になって処方箋を買いに行く。すると、栄養士だと知っている薬剤師は、「食事に関してはよく分かっているだろうから・・・」と言って、何を食べたら症状に良いか遠慮してアドバイスしてくれなくて、「そんな、分からないから教えて下さい!」とすがったそうだ。栄養士で偉そうにしていても、分からない事の方が多いんだ、と知った。 もう一人のお母さんは、看護婦。お
ネットワーク・コミュニケーション
土曜日の朝、次男のけんぞに電話がかかってきた。電話を切った瞬間けんぞがばたばた準備をし始めた。「鯛ヶ崎公園でお餅が食べられるんだって!200円ぐらいと、お弁当箱とお箸ちょうだい。俺行ってくる!」 あっという間にけんぞは出かけて行った。その後三男のかんたがお使いから帰ってきた。一緒に鯛ヶ崎公園行く?と誘ったらすぐに乗ってきたので、私たちもお弁当箱とお箸を持って公園に出発した。 公園には大人、子供と沢山いた。珍しくかんたの保育園のお友達は一人もいなかったけれど、長男のしんじの中学時代に知り合ったお母さん方が数人いた。その中にしんじがずっと親しくしてもらっているかよちゃんのお母さんがいて、久しぶりに
年齢とクリエイティビティ
今日も年齢とクリエイティビティについての話が出た。以前、Isaoさんとblog上で「人が枯れる」事についてちょっと会話をしたことを思い出した 人は年をとるにつれて、クリエイティブでなくなっていく。その手の話はよくある。アインシュタインも、ニュートンも、ある年齢から亡くなるまで何十年も新しい発見はしていなかったらしい。私が面識のある世界的に有名なデザイナーも、周りに気を使わせる事で有名になっていて、ハッとする新しいデザインはしばらく出していない。私も気がついたら、怠けていた。今までの実績で、大したことをしなくても、会社にぶらさがっていることができる。私は会社にぶらさがっていた! 1年以上前から、
コンサルティング会社の現状
先生に誘発され、コンサルティング会社のサイトを訪問した。そして自分の勉強不足に愕然とした。マッキンゼ−のサイトでも、アクセンチュアのサイトでも、私のやっているプロジェクトで使えるような情報を多々得ることができた。具体的に勉強になった部分をご紹介したい所だが、両社とも、はっきりと引用不可と謳っているので、内容の具体的なご紹介も控え、リンクは張らないでおく。さすが、ナレッジを売っている会社だ。 メルマガなどで知識を紹介する会社は、物を売っている会社で、商品と知識でセット始め地価値があるのかも知れない。自分たちの知識に価値がないといっているようなものかもしれない。
モノを創ること、製造すること
10月4日のHow Versus Whatのエントリーでも、モノをつくるという過程においての創ることと製造することのギャップについてコメントしたが、今日も再度それについて考える日となった。ヨーナス・リッデルストラレや、トム・ピーターズを読んでいると、知識に価値があるということはもっともだと思うし、スピード感にあふれ快適だ。でも、この人達は、やはり”あるべき”論から展開していて、私としては、モノ無しの知識に価値があるかというと、不信感を持ち始めている。 確かにソフトウェア創りなどは、比較的にスピーディに行えるかもしれない。でも、ソフトウェアも結局は頼りになるハードウェア無しでは使い物にならない。