入札の書類

現在参加している外資系オフィス移転プロジェクトのプロポーザルが昨日揃った。こうやって並べて見ると、各社のカラーが明らかなのが面白い。皆さんそれぞれ強みと弱みを持っている。 プロポーザルは、通常外資系建築関係企業のものが分かりやすい。場作りとしての成果をしっかり言葉で説明し、その事例をもっている会社が強く、外資系企業、又は外資系企業と関係の深いところがそれらを持っている。しかし、外資系企業は契約書から外れる事項となると、つっぱねてくる。それはうちの責任範囲にはありません、と。 日本の建築関係企業のプロポーザルは、ある面では大変すぐれたものを持っているが、通常全体面でクライアント側の目的をしっかり

公式Six Apartワークプレイス創り 1

セキさんからSix Apartのワークプレイス創りの依頼を受けて、設計士のサカキダさんと一緒にSix Apartオフィスを訪問した。私にとっては2回目のオフィス訪問。サカキダさんにとっては初めて。 設計士との打ち合わせになると、夢物語ではない、現実に直面してワークプレイス創りがはじまる。オフィスの現状復帰にかかるお金。家具を注文したら納品まで3週間かかる、規制オフィス家具の金額、カーペットの工事のタイミング、カーペットのグレード、リース(ダスキンみたいに。今NTTとインターフェイスがやっている)、上げ床のタイプ(何でこんな上げ床なんだ?フレキシビリティ無いねー)、このエリアに会議室作ったらエ

リーダーの裏づけのある言葉の影響力

この頃エントリーしていないなぁと思いながら12日間経ってしまった! 9月10日(金)に、ナレッジ・ワークプレイス・コンファレンスに参加してきたけれど、建築主導でもない、家具屋主導でもない、経営観点からのワークプレイスの考え方からアプローチしたユニークなイベントだった。テーマは、「知識経営時代のワークプレイス戦略を考える」 -経営変革のエネルギーを生み出すワークプレイスとはー で、現場で戦っている人たちに必要な経営側の姿勢が良く見えるコンファレンスだった。 特に刺激的だったのは、優秀なモデレーター(ワークプレイス・コンサルタント、伊藤美保氏)のもとで行われた場作りを促進してきた大企業の役員の方々

子供の頃の工作感覚で場創りをする

コンビニで子供がおやつのお菓子選びにじっくり時間をかけていたので、雑誌スタンドの雑誌を眺めていた。すると、SmartインテリアBookという雑誌が目にとまった。ぱらぱらめくってみると、ワークプレイス創りで使えるアイデアがたっぷりあり、関心したのですぐに購入した。日本人はアメリカ人のように日曜大工はしないから、自分たちで場作りするのは難しいだろうなぁ、と思っていたのですが、この本を見ていたら、小学館が出している月刊の子供向けの雑誌のふろくのことを思い出しました。 日本人って、結構小さい頃から工作をしなれている。(2年生ぐらいになるまでは、ほとんどお父さん、お母さんが作っているんですけどね・・・

プロダクトアウトの姿勢

某大手日本企業経営品質本部の方のワークプレイス創り観点 ITとワークプレイスは職場環境を考える上で、不可分の要素だと思います。先日のワークプレイス・ナレッジ議論の中で、ITの視点が抜けているのも残念です。IT投資は、一旦踏み込んでしまうと、バージョンアップ等でお金がどんどん出ていきます。投資対効果という点では、幹部のチェックも甘いと思います。一方、それに比べて定額な投資で大きな効果の期待できるワークプレースには、まだ幹部の認識が不足していますので、その辺りを明らかにして行ければと期待しているのですが・・・。それにしても、ITのツールベンダーもオフィス建築家も、共にプロダクトアウトの姿勢で、顧客

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その5

某日本大企業不動産部の方のフリーアドレス制観点 大手製薬会社が数年前、フリーアドレスを導入しましたがMRの評判が悪く従来の形に戻した例もあります。机が無いと落ち着かないとの事。賃料は、一人10平米(3坪)、東京以外では12千円/坪位ですから、約40万円/人・年。ちなみに駐車場は2万円/台・月として24万円(なぜか日本のMRは車を使う) 人件費は給与の1.5倍くらいですので給与を800万円として1200万円。賃料は3.5%位ですね。これを半額にしてもたいした事はない。 むしろ、家具の投資が大きいでしょう。フリーアドレスで生産効率が向上しないのであれば無理に採用しないのが得策と考えます。

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その4

フリーアドレスオフィスの事例 つい最近オラクルや富士通ソリューションが大規模のフリーアドレス制度を取り入れてやっているようですが、私の知っている限りショールームや自社のサービス、商品をアピールするためのワーキングショールーム的な場所で無い限り、フリーアドレスは素晴らしい!と公表している企業はないような気がします。そういえば5,6年前にJR東日本かどこかがフリーアドレス制度を取り入れてニュースになりましたが、あの後どうなったんでしょうね。何でもそうですが、新しいものや制度はニュースとなり騒がれますが、それが不評や失敗に終わっても、ニュースになった後どうなったかはしっかり調べない限り分かりません。

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その3

フリーアドレスオフィスのメリットとデメリット メリット 1.初期投資を短期間でスペースセービングにおけるオフィス・レントで吸収できれば、経費削減で利益を上げることができる。 2.景色が良い席、アクセスの良い席、静かな席などが独り占めされないで、皆時にはそれらの席を楽しむ事ができる。 フリーアドレスオフィスのデメリット 1.Y世代(25歳以下)の社員であれば、あまり影響は無いかもしれないが、特に中高年の人間にとっては、自席が無くなることは大きな精神的なインパクトがある。日常の会話の中でも会社を辞めさせられるというのを「席が無くなる」という位だ。このような心理的、社会的インパクトをオフセットするケ

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その2

企業でフリーアドレスを機能させる要素は? 1. リーダーシップ(社長、部署責任者等)がフリーアドレスの目的を把握し、それを全面的にサポートしている。 2. フリーアドレスを導入する前に社員達が自分たちで納得するようなソフト面での考慮を十分に行う。(ユーザー社員達を集めての何故フリーアドレスなのかと納得してもらうためのワークショップ、本格導入前のテスト期間、フリーアドレス導入前のユーザーに対する使用方法のコーチング等。) 3. IT(構内PHS、ノートパソコン、電源、LANアクセス)が十分に揃っている。 4. 収納(書類、資料、文房具)にアクセスしやすい状況である。又個人収納の場が与えられている

フリーアドレス制オフィスの検討の際参考にして下さい その1 

先日フリーアドレスのオフィスについてお話する機会を頂いた。自分の大好きなトピックでもない限り、こういう機会が無いと、知っていることを外に出すことはないので、人のお役に立てそうな内容なんだろうなぁ、と思ったので、ここに書くことにした。 3回に分けてエントリーしますが、今日はその1回目。 フリーアドレス制のオフィスとは何か? 従来型の一人が決まった席で毎日仕事をするのではなく、ある一定の社員数に対し、その何十パーセントかを削減した席の数で、社員がその時開いている席で好きな所に座り、仕事をするオフィス。 因みに、一つの席を朝夕などと時間を割り当てて2人が使ったりすることをデスクシェア、使いたい席を事

ディスカションセッション

   東急建築社で行っている無線LANに関するコンサルティングのお話を聞いて、面白い角度からお仕事をされていると思ったので、早速思いついた数人の方々に声をかけて、その方たちとセミナー・ディスカッションを行いました。 8月4日にスチールケースワークライフショールームに東急建設社を含め8社から15名集まりました。メンバーは経営コンサルティング、ウェブ戦略、IT部、総合ソリューション販売、経営システム、総務、ファシリティ・マネージャ、商品デザインなど、異なる業界の異なる分野の方たち。当日の目標は、無線LANに関するお話を聞いて、自分の立場からであれば、どのようにビジネスを発展させるか?という案を出す

職場環境が悪ければ

「職場環境の良し悪し、つまり会社で働くということ全体の質を、従業員が何に着目して判断しているのかは、産業心理学者のあいだでは以前から良く知られている。フレデリック・ハーズバーグの説にもあるように、環境がよくても目覚しい業績が上がるとはかぎらないが、環境が悪ければ、まず間違いなく業績は下がっていく。」 カール・アルブレヒト、『なぜ、賢い人が集まると愚かな組織ができるのか』 より

場創りと料理

面白いことを言われた。「須田さんって料理を作って食べたい人なんですね」、と。それに対し、私は「料理を作って食べて元気になって欲しいんです」と答えた。場創り、チェンジマネジメントはこれだと思ってる。レシピを売っている会社は沢山ある。それを買って満足する人たちがいる。でも本当に意味のあることをするには、レシピ+料理のコツ(レシピだけでパンがふっくらと焼けることは無い)で美味しいものを作り、それを楽しく食べて、体を強くする。そして元気にやりたいことをやってもらう。そこまで考慮して仕事をしていきたい。

無線LANコンサルティング

日経BPのメルマガで、東急建設社の新しい無線LANに関するITコンサルティングの記事を読み感銘を覚えた。その数日後、東急不動産の方とあった際にその話をして、紹介して頂いた。担当者の中村氏とお話してみて、イノベーションだなぁ、と思った。元々電車関係で培ってきた知識を、無線LANの方で活かしたコンサルティングで、今無線LANを取り入れたいけれども、セキュリティやその他の問題にどう取り組んで良いかわからいので、とりあえず無線LANはオプションにしていない、というような企業に必要なサービスだと思う。私も自分であちこちで無線LANを使っていて、無線LANはもう私にとって新しい便利なものではなく、当たり前