プロジェクトで心をこめた部分を伝えるには

プロジェクトの心(思い)を引き継ぐためには、上から下まできちんとドキュメント化することだと思います。 心がこもるという事は良い仕事をするには必須だと思いますが、それは一部jのファクターであって、プログラムの部分というのは、まずはグランド・デザイン(ブレのない真ん中、コンセプト)があり、そして状況にあわせた戦略、そしてプログラムというふうに落とせると引継ぎが上手くいく可能性が高まりますよね。 グランド・デザインの部分を特にきちんと言葉で(書類で)説明でき、さらに戦略、プログラムまでドキュメントとして残しておけば、万が一人間関係で次の人に引き継げなくても、他の人に思いが(心をこめたところ)伝わるの

アイデアの浮かぶ場

ひとつはカフェでしょうね。今日は連続3つのカフェで仕事しました。西新宿、丸の内、外苑前。アポの前後、資料のチェックをしたり、メールしたり、考えたり。 3つのカフェはメニューも、内装も、客層もそれぞれ全然違っていたけれど、どこでも十分に集中して仕事ができました。企業では、クリエイティビティを必要とする部署でもここまで自由奔放にできない所がまだ多いようです。(うちの会社でも社員全員こんなことしてる訳でもないし。)でもそれは場創りの問題ではなくて、人事制度の問題。「人を働かせる」ことが企業文化のところでは無理でしょう。働きたい人が集まっている企業でなくては。 もちろん外に出れば、もうオフィスはいらな

お手本の場創りケース

先日一年程前にがんばったプロジェクトのフォローアップを行った。数ヶ月前にフォローアップした際には、ユーザーの代表とは直接話さなかったので、外見だけではあまり大した変化はなさそうだったが今回は嬉しい結果が出ているというお話を伺うことができた。 オフィス環境が変わった事を機に、クロスファンクションチームを作り、プロジェクトを進めた所、大変良い成果が出たというお話は、まさしく私たちが目指している場創りだ。 1.最初に人と人との関係がある。意識して多様でメンバーチームを組む。 2.やりがいがある、結果が見えるプロジェクトを与える。 3.メンバー達のコミュニケーションを促進するインテリアがある。 素晴ら

コンペよりお見合い

ワークプレイス、オフィス環境における場創りについて、大企業(最近は中小企業でも)はよくインテリア設計会社、インテリア設計会社、その他に声をかけて、10社ぐらいの指名コンペをやる。コンペの内容は、コンセプトから、オフィスレイアウト、インテリアデザイン、全部等色々だ。 でも今まで携わってきたプロジェクトと通して気がついたのは、コンペはいくらユーザー側の諸用件を纏めたデータに基づいて作られたデザインであっても、結局は一方的なものであり、そもそも現代のワークプレイスとは流動的な組織の中でコラボレーションをする場なのだから、コンペのデザインで良いものを選んでも、決してそれがその会社、その部署にとって良い

場創りコンサルタントの役割

Snipeの榊田さんとプロジェクトのすり合わせをしていたら、私の仕事の役割の話になった。 榊田:やー、須田さんは良い建築家になれますよ。 須田:場創りコンサルタントとしてもたいした成果出してないから、それはどうだろうねぇ。でも、考えてみると、私の役割ってコミュニケーションを発生させる役だよね。クライアントは社内でのコミュニケーションが弱いから、私みたいなのが入ってコミュニケーションを促進させて、場創りを通じて他の話ができるようになるって感じかな。 榊田:そうですね。だって社内でコミュニケーションが強いところだったら、担当者が社内の人達を集めて話し合って、直接ぼくとやってれば良い訳だから。 須田

なぜ25人なのか

「ニューオフィス賞が、リサイクルリユーズを重視する 3」では、25人のグループが最適と書きましたが、その25人とはどこから来ているのか。Tom Kelleyの「発想する会社!」も参考になりますが、実際大体25人・一部屋体制で仕事をしてみると、全員の顔が見えやすい距離にあります。25人だと、声も聞こえやすい。全員一揆にしゃべっているとかなりの騒音になってしまいますが、一般的にオフィス内では、個人作業をしている人、2,3人で作業をしている人など様々です。ですから、25人体制だと、通常2,3人で仕事をしている人達が2セットぐらい、他は個人作業をしながら時折他のメンバーに質問したり、ちょっとジョークを

ニューオフィス賞が、リサイクルリユーズを重視する 2

えりんさんと蜂屋さんとお昼を食べながら色々話していたところ、トピックがニューオフィス賞の話となった。お二人の意見を聞くと、えりんさんの答えが、一番の点は、ワークプレイスは人頼みではなくて、自分達で何をやりたいかを把握した上で、自分達で創っていく物、というものだった。 素晴らしい!まさしくその通りだ!と思った。過去のワークプレイス創りでは、何かをしたいときには誰かに頼んでやってもらった。ワークプレイス創りだけではなくて、仕事は誰かに言われてやったもの。自分で考えるのではなくて、誰か偉い人から指示を受けてやることだった。産業革命、IT革命の後、今やもう情報はその誰か偉い人だけが持っているのではなく

ニューオフィス賞が、リサイクルリユーズを重視する

私がお手伝いさせて頂いた富士ゼロックスKDIスタジオが、2003年度日経ニューオフィス賞を受賞した。そもそもニューオフィス賞は、オフィスを新しくしましょう!という観点から始まっている。殆どの家具、什器は中古、最低限のお金をかけた、小さな150m2のKDIスタジオが受賞したということは、大きな流れの変化を象徴しているようだ。 KDIの木川田さんから、このことについてどうとらえているか?という質問を受けた。考えを纏める良い機会を頂いたと思う。私の個人的なコメントは下記の通り: 今月号のCasaを見ても分かりますが、現在建築の世界でも、もうすでにスクラップアンドビルド、新しいイコール良いというもので

FM Study Group:ワークプレイス創りの観点

後藤さんとお話していて、先週の集まりに参加できなかったけど、後のグループメールから良い話ができたみたいだね、特にワークプレイス創りの観点のが面白いと思ったというコメントを頂きました。トムソンコーポレーションの島崎さんと、竹中工務店の林さんからは、会社名、個人名を表示しても良いですよ、というお返事を頂いたので、下記にグループメールからの抜粋を紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 島崎:今夜スチールケース第二社食(地下ピザ屋)で語られた「IT部門の組織行動様式に、大組織の仕事の仕方が変化させられているが、それに待ったをかけることが出来ていないようだ」という疑念について

セレンデピティ

先日横浜中央図書館にインドの本を返しに行った際、子供達に何か借りようと思って子供の本のエリアをぶらついてみた。子供の本を探しているはずが、ついつい自分の興味のあるトピックの本を手にとって、読んでいた。夫を雑誌エリアにほったらかしだった!と思い出し、急いで何冊か子供の本を選んだが、小学校上級生用の、リビングストン発見隊という本は、自分で読むために借りた。 以前英語のエントリーにも書いたけれど、リビングストンについてのドキュメンタリーをテレビで見て以来、ずっと興味を持っていた。彼の人生は、アフリカ人を救うためにキリスト教を広めるために捧げられていたのに、実際は奴隷狩りの人達に道を作ってしまったとい

和田さんと小谷さんへ

このBlogたまに訪問して下さっていると今日聞いて、ちょ〜びっくりしました!やっぱりお互い場創りをしていると、同じキーワードでネット検索するんですね。でももしも宜しければコメントとか下さい。私の書いたことに対してフィードバックが頂ければ、凄く嬉しいです。思い込みとかしょっちゅうあるし、異なる観点についてからも考えてみたいですし。 Blogは、仕事なり、個人的なり新しい社会的なつながりだな、と思えます。新しい人と密な関係をつくるきっかけにはなかなかならないようですが、私にとっては出会った人達、何らかの形でお付き合いをしたことのある人達とつながりを保つ、または深める手段になっています。場創りの一環

インドでの場創り

方向音痴や豪快なしくじりで知人をハラハラさせますが、海外出張でメジャーなミスをしたことは一度肺炎にかかってしまったことだけ。何が言いたいかというと、無事に、問題なくインド、バンガロールに到着してやってますよ、という事です。一日めは時間があったので、半日ドライバーを雇って社会見学してきました。サイババのアシュラムは、近いほうの小さい方に行ったから、おぉ〜!とまでは行きませんでしたが、良い体験でした。この文化、環境での西洋企業のための場創り。面白いプロジェクトに携われたものです。 インド料理めっちゃ美味しいです。ハマった!で、場創りのコンサルティングは明日から。だからホントに仕事しますって。ホント

インターネットの掲示板で働き方が変わるか

某大企業の研究所の主任研究員で、未だにインターネットの掲示板でディスカッションをさせれば、場作りのアイデアがまとまって行くと思っている人に出会った。 「ワークショップしてる時間がないんですよ。掲示板でまとめた話に基づいて作ってもらいたいんですけど・・・。」 「社会的要素、心理的要素にかけていると思います。人は集まって目標を共用して話を進めていかないと、スピードがでませんよ。貴社での問題は、末端の研究員こそコミュニケーションを活発に行い知のレベルアップをさせなくてはならないという事だと伺っていますが、そんなやりかただと、いつまでも働き方は変わらない。場創りを通して働き方を変えていくというのが大切